エレバス山(南極)
ロス島にある活動中の南極火山。持続する溶岩湖、独特の地質、科学研究、そして地球最南端の活動火山として知られる。
概要
エレバス山は、ロス島に位置し、南極大陸の沖合にある活動火山である。標高は3,895メートル(12,779フィート)に達し、活動を続ける地球最南端の火山として広く挙げられる。エレバス山は、継続的な噴気活動と、山頂火口内に長期にわたり存在する対流性の溶岩湖で知られる。
画像ギャラリー
10 画像地形的特徴と地質
この山は、目立つ山頂火口をもつ大規模な成層火山である。噴出物は主に、アルカリに富みシリカの少ない溶岩であるフォノライトから成り、粘性の高い溶岩流と、ときおり爆発的な活動を生じさせる。持続的なガス放出と火山プルームは冷たい南極の大気と相互作用し、噴気孔の周囲に氷の噴気孔や噴気氷塔を形成する。
歴史と探検
エレバス山は19世紀のイギリスによる極地探検の際に発見され、探検船の一隻にちなみ命名された。その後の数世紀にわたり、内陸部の南極火山と比べて到達しやすいこと、また珍しい長寿命の溶岩湖を有することから、科学者と探検家の関心を集めた。この溶岩湖は、火山学にとって魅力的な自然の実験場となっている。
科学的重要性と研究
研究者は、マグマの過程、ガス放出、火山活動と極地気候の相互作用を理解するためにエレバス山を研究している。近隣の研究拠点を基盤とする現地調査隊は、地震観測、ガス試料採取、リモートセンシングを用いて活動を追跡する。継続中のプログラムは、火山ガス放出と地表に開放された溶岩湖の動力学についての幅広い知識に貢献している(火山研究)。
主な出来事と安全性
エレバス山は科学探検の対象である一方、1979年にこの地域へ国際的な注目を集めた航空機事故を含む、悲劇的な出来事の舞台にもなった。極端な天候とクレバスのある地形のため立ち入りは制限され、活動には綿密な輸送・行動計画が求められる。
基本情報
- 所在地:ロス海地域の研究基地に近いロス島。
- 標高:3,895メートル(12,779フィート)。
- 特徴:持続する溶岩湖、氷の噴気孔、アルカリ性溶岩。
- 科学的意義:マグマの動態と大気への影響を対象とする継続的な観測(火山学を参照)。
さらに一般的な背景や探検の詳細については、極地研究の概要および地域の地理資料を参照のこと(メートル法データ、ヤード・ポンド法データ)。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com エレバス山(南極) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/67024
出典
- christchurchcitylibraries.com : "Aircraft Accident: DC. 10 ZK-NZP Flight 901"