MY ケフェウス座―ケフェウス座にある赤色超巨星
MY ケフェウス座は、ケフェウス座に位置する進化した赤色超巨星である。推定半径は太陽の約1,134倍で、進化終盤にある大質量星に典型的な特徴を示す。
概要
MY ケフェウス座は、ケフェウス座に位置する赤色超巨星として知られる。進化が進んだ高光度の低温星であり、その推定半径は太陽の約1,134倍と報告されている。この巨大な大きさは、MY ケフェウス座を、大質量星が進化終盤に示す非常に広がった恒星外層をもつ天体の一つに位置づける。
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2 画像物理的特徴
MY ケフェウス座のような赤色超巨星は、非常に大きな半径、低い表面温度(赤みを帯びた色の原因となる)、高い放射全光度、そしてしばしば複雑で広がった大気によって特徴づけられる。代表的な観測特性には、次のようなものがある。
- 赤色および赤外線の波長域で強く放射する、膨張した低温の光球
- 高密度の恒星風や塵を含む流出を通じた顕著な質量放出
- 脈動、対流、ならびに変化する星周物質によって生じる測光・分光学的変光
これらの性質により、この種の恒星は赤外線では明るく見える一方、可視光の波長域で精密に測定することは難しい。
進化と終末
MY ケフェウス座は、中心部の水素を使い果たした大質量星が、後期段階でより重い元素を燃焼しながら膨張した、進化の晩期を表している。この型の恒星では、中心核の進化がさらに進み、最終的には重力崩壊型超新星として生涯を終えることが予想される。その過程で重元素と塵が星間物質へ供給される。
観測と名称
「MY Cephei」という名称は、二文字の符号と星座名の属格形を組み合わせる標準的な変光星命名法に従うものである。このような名称は、通常、その星が変光することが認められた後に付けられる。赤色超巨星の観測研究では一般に、可視光、赤外線、電波にわたる多波長データを用いて、大きさ、温度、質量放出率、星周塵を調べる。
意義と背景
MY ケフェウス座で示される大きさは、赤色超巨星が到達しうる極端な規模を際立たせる。ただし、精密な測定は距離、周縁減光、周囲の塵についての仮定に左右されることが多い。対流、変光、超新星爆発前の挙動を研究するため、ベテルギウスなど、ほかの著名な赤色超巨星との比較が一般的に行われる。このような星は、大質量星の進化と銀河の化学的濃縮を理解するうえで重要な研究対象である。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com MY ケフェウス座―ケフェウス座にある赤色超巨星 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/67884
出典
- adsabs.harvard.edu : "The evolution of red supergiant mass-loss rates"
- doi.org : 10.1093/mnras/stx3174