Noisettesは、イギリス(ロンドン出身)のロック/オルタナティヴ・バンドです。ヴォーカルとベースを務めるShingai Shoniwa、ギターのDan Smith、ドラムのJamie Morrisonの3人編成で、ロックを基調にソウル、ファンク、パンク、ジャズなどさまざまな要素を取り入れた音楽性が特徴です。音楽的にはエネルギッシュなギターサウンドとShingaiの特徴的な伸びやかな歌声、ステージングの力強さが評価されています。

経歴

バンドはインディーズで活動を始め、2005年4月にインディーズレーベルSide Salad RecordsからファーストEP「Three Moods of the Noisettes」をリリースしました。このEPをきっかけにユニバーサルミュージックグループと国際契約を結び、アメリカではLow AltitudeからEPがリリースされました。

その後も活動を拡大し、2007年にファーストアルバム『What's the Time Mr. Wolf?』をリリース。2009年にはセカンドアルバム『Wild Young Hearts』を発表し、大きな注目を集めました。アルバムからのシングルは商業的・評価的に成功を収め、バンドの知名度を一気に高めました。2012年にはサードアルバム『Contact』をリリースしています。

音楽活動・ツアー

Noisettesはスタジオ作品に加えライブ活動も精力的に行っており、イギリス内外で数多くの公演を行ってきました。Bloc Partyやthe Mystery Jets、Muse、TV on the Radio、Tom Vek、Babyshamblesなどのバンドと共演・ツアーを行い、ヨーロッパおよび米国での公演経験も豊富です。

音楽性と影響

Noisettesのサウンドはロック/オルタナティヴを軸に、ソウルフルな歌唱、ファンク的なリズム、時にはパンク的なアグレッションを併せ持ちます。Shingaiのボーカルはレンジが広く、ソウル・R&Bの影響を感じさせる一方で、楽曲にはインディー/オルタナ系のギターアレンジやダイナミックな展開が取り入れられています。こうした多様な要素がライブでも強いインパクトを生み出しています。

代表作(抜粋)

  • Three Moods of the Noisettes(EP、2005年)
  • What's the Time Mr. Wolf?(ファーストアルバム、2007年)
  • Wild Young Hearts(セカンドアルバム、2009年) — 当時のシングルが広く支持を受け、バンドのブレイク作となった作品
  • Contact(サードアルバム、2012年)

評価とその後

エネルギッシュなライブパフォーマンスとジャンルを横断する音楽性により、批評家やファンの支持を得てきました。アルバムやシングルの成功により国際的な注目を集めましたが、その後はメンバーの個別活動や休止期間を経て、以降の活動は断続的になっています。現在もバンドの音楽は多くのリスナーに影響を与え続けています。

メンバー:Shingai Shoniwa(歌・ベース)、Dan Smith(ギター)、Jamie Morrison(ドラム)