オーストラリア代議院
オーストラリア代議院は、連邦議会の下院である。小選挙区から選出される151人の議員で構成され、連邦政治における政府の形成、予算、信任を担う。
オーストラリア代議院は、連邦立法府の下院であり、オーストラリア連邦議会を構成する二つの院の一つである。一般に「ハウス」と呼ばれ、上院である元老院とともに、法律の制定と行政府の説明責任の確保にあたる。代議院議員はしばしばMP(国会議員)と呼ばれ、通常、最長3年の任期を務める。
構成と選挙制度
代議院には151の小選挙区があり、公式には「ディビジョン」または「選挙区」と称される。各議員は一つの選挙区を代表し、そこに居住する有権者によって選出される。選挙区の数と区画は、州および準州間で人口に比例した代表が配分されるよう、人口変動を反映して調整される。こうした区割り改定はオーストラリア選挙委員会が管理する。代議院選挙では、各小選挙区で完全優先順位投票制(即時決選投票)が用いられ、資格を有する市民には選挙人登録と投票が義務付けられている。
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7 画像主な役割と権限
「下院」ではあるものの、代議院は連邦政府において中心的な責任を担う。
- 政府の形成:代議院で過半数の支持を得る政党または連立政党が、通常は首相と内閣を構成する。
- 財政の統制:歳出法案および予算法案の大半は代議院で発議されるため、同院は公的財政において主導的な役割を持つ。
- 説明責任:閣僚は質問時間や委員会の調査において質問に答え、政策を弁護する。
- 立法:法案を発議、修正、採決し、両院で可決された法案は法律となる。
代議院は議長が主宰し、日常の議事は議院規則、会期中の会議、および法案や政府の行為を審査する各種議会委員会によって運営される。
歴史と憲法上の基礎
代議院は、1901年の連邦結成時にオーストラリア憲法によって設置された。憲法は、議員が「国民によって直接選出される」ことを求めるとともに、二院間の代表の均衡をおおむね保つため、代議院の定数を元老院議員数に連動させる規定を置いている。この規定はしばしば「ネクサス」と呼ばれる。同院はウェストミンスターの伝統を基礎とする一方、オーストラリアの連邦制に適応した特徴も備えている。
運営、例、および主な相違点
代議院選挙は通常3年ごとに実施されるが、首相は総督に早期選挙の実施を助言できる。政府は代議院の信任を維持することに依拠するため、その構成によって、どの政党または連立政党が統治できるかが決まる。選挙区は地理的条件と人口密度に大きな差があり、都市部の選挙区は比較的狭い一方、農村部や遠隔地の選挙区には非常に広大な面積を含むものもある。基本的な用語集と手続の詳細については、下院の項目および選挙区の説明を参照。
議会および選挙規則に関する公式情報は、議会事務局とAECが管理する資料で確認できる。入門的な概要は、一般向け議会案内や公的情報ページでも提供されている。元老院と上院は立法過程を通じて代議院と関わり、代議院の委員会が作成する調査報告書は、国の政策と行政を監視するうえで重要な役割を果たす。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com オーストラリア代議院 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/7490
出典
- aec.gov.au : "Redistributions"