プラズマデスマ

プラスモデスマ(複数形は「plasmodesmata」)は、植物細胞の細胞壁を横切る微小なチャネルである。隣接する細胞間の輸送や通信を可能にする。プラスモデスマは、一部の藻類でも独自に進化した。

動物細胞とは異なり、植物細胞はすべて多糖類の細胞壁で囲まれている。そのため、隣り合う植物細胞は、一対の細胞壁で隔てられている。細胞壁は可溶性の小分子に対して透過性があるが、プラスモデズマは細胞間の物質輸送を直接、制御している。

似たような構造で動物細胞同士をつないでいる。植物細胞では、プラスチドの間にストロミュールが形成される。

プラスモデズマによって、植物細胞間の分子の移動が可能になる。Zoom
プラスモデズマによって、植物細胞間の分子の移動が可能になる。

一次形質膜の構造。CW=細胞壁 CA=カロース PM=細胞膜 ER=小胞体 DM=脱重合体 赤丸=アクチン 紫丸とスポーク=その他未同定タンパク質。Zoom
一次形質膜の構造。CW=細胞壁 CA=カロース PM=細胞膜 ER=小胞体 DM=脱重合体 赤丸=アクチン 紫丸とスポーク=その他未同定タンパク質。


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