多項式入門:定義・例・性質をやさしく解説
多項式入門:定義・例・性質をやさしく解説。基礎概念から計算例、グラフや応用まで図解で学べる初心者向けガイド
多項式は数式の一種で、いくつかの数学的な項の和として表されます。各項は単項式で、数(係数)、変数、または複数の変数の積でできています。たとえば、7x⁴-3x³+19x²-8x+197のように、数字と文字(変数)と算術記号が混ざった式は、典型的な多項式の例です。数学者、科学者、エンジニアは、多くの問題を解くときに多項式を使います。多項式は代数式の中でも扱いやすい種類で、初等代数学や工学、物理学などで重要な役割を果たします。
定義と基本用語
多項式とは、足し算・引き算・掛け算と整数の指数のみを用いて作られる代数式のことです。除算(変数による割り算)や平方根、分数指数などを含む場合は多項式ではありません。式は通常、次の形で表されます。
an x^n + an-1 x^(n-1) + ... + a1 x + a0
- 各 ai は係数(数)
- n は次数(最高の指数)
- x は変数(まだ値が決まっていない量、たとえば時間など)
例と種類
よく使う呼び方:
- 単項式:1つの項だけ(例:5x³)
- 二項式:2つの項(例:x+1)
- 三項式:3つの項(例:x²+2x+1)
- 定数多項式:変数を含まない(例:7)
- 零多項式:すべての係数が0の式(特別扱いで次数は定義しないことが多い)
基本的な性質
- 標準形(降べき順)に書くと、次数や先頭係数が分かりやすくなります。
- 和・差の次数は、一般に各多項式の次数の最大値以下になります(キャンセルが起きるともっと小さくなることがあります)。
- 積の次数は各多項式の次数の和になります(次数(fg) = 次数(f) + 次数(g))。
- 多項式の微分や積分(定積分を除く)は再び多項式になります。これが解析でも多項式が便利な理由の一つです。
- 根(ゼロ点):多項式 f(x) の根とは f(r)=0 となる値 r のことです。複素数まで含めると、次数 n の多項式は複素数の範囲でちょうど n 個の根(重複を数える)を持つ、というのが基本定理(代数学の基本定理)です。
演算と便利な定理
- 余り定理:多項式 f(x) を (x − a) で割ったときの余りは f(a) です。これにより、ある値での評価が除法なしにわかります。
- 因数分解:多項式を既約因子の積に分解することは重要な手法です。例えば、x² − 1 = (x − 1)(x + 1) のように分解できます。
- 多項式の割り算(筆算または合成除法)は、商と余りを求めるために使います。
多項式関数とグラフ
式を f(x) = 7x⁴-3x³+19x²-8x+197 のように書くと、これは変数 x に対する関数(多項式関数)になります。多項式関数のグラフは滑らかで連続しており、極端な振る舞い(x が大きくなるときの増減)は最高次の項(先頭の項)によって決まります。先頭係数の符号と次数の偶奇により、左右の挙動が決まります:
- 次数が偶数:両端で同じ向きに発散(上向きか下向き)
- 次数が奇数:左右で逆向きに発散
根の重複(重根)はグラフの接し方にも影響し、重根のときはグラフがx軸に接して通らないことがあります。
応用例
多項式は応用範囲が広く、次のような場面で使われます:
- 物理や工学での近似(テイラー多項式や多項式近似)
- 数値解析や補間(多項式補間、スプラインは多項式をつなぎ合わせたもの)
- 制御理論や信号処理での特性多項式
- アルゴリズムや暗号理論でも多項式は重要な役割を果たします
まとめ
多項式は単純な演算ルールで扱えるため、多くの分野で「まず基本として学ぶ」対象です。式の形、次数、係数、根、因数分解、演算のルールを理解すると、多項式を使った問題解決がぐっと楽になります。多項式は代数学で学び始めますが、そこから解析学や応用数学へと広がる基礎となります。多項式について詳しく知りたい場合は、実際に式をいくつか書いて足したり掛けたり、因数分解やグラフを描いてみることをおすすめします。
多項式について
多項式では「掛け算がわかる」。つまり、例えば2xはxの2倍、つまりxの2倍を意味し、xが7ならば2xは14となります。
多項式のプラス記号やマイナス記号で区切られた部分を「項」と呼びます。プラス記号やマイナス記号は項の一部です。したがって、7x⁴-3x³+19x²-8x+197という多項式では、項は次のようになります。
7x⁴
-3x³
+19x²
-8x
+197
多項式で項が1つしかないものを「単項式」といいます。5x3は単項式です。手前の乗数を「係数」、文字を「未知数」または「変数」と呼び、xの後の盛り上がった数字を「指数」と呼びます。電卓や一部のコンピュータでは、指数を x の上と右に置く代わりに ^ という記号が使われ、上の単項式は 5x^3 と書けるようになっています。
きっちり3つの項を持つ多項式を「三項式」と呼びます。
きっちり2つの項を持つ多項式を「二項式」と呼びます。
変数が入っていない項を「定数項」と呼びます。
変数が1つで指数がない項は、「1次項」または「線形項」と呼ばれます。
指数2を持つ1つの変数を持つ項は、「2次項」または「2次項」と呼ばれます。二次方程式」とは、任意の項の最大指数が2である方程式のことです。
指数3を持つ1つの変数を持つ項は、"3次項"または"3次項"と呼ばれます。"3次方程式"とは、任意の項の最大指数が3である方程式のことです。
指数4を持つ1つの変数を持つ項は、"4次項"または"四分儀項"と呼ばれます。"quartic equation"とは、任意の項の最大指数が4である方程式のことです。
指数5を持つ1つの変数を持つ項は、"5次項"または"五次項"と呼ばれます。"五次方程式"とは、任意の項の最大指数が5である方程式のことです。
指数6を持つ1つの変数を持つ項は、"6次項"または"6次項"と呼ばれます。"六次方程式"とは、どの項でも最大の指数が6である方程式のことです。
質問と回答
Q:多項式とは何ですか?
A:多項式とは、数、変数、または数と複数の変数の積である単項式と呼ばれるいくつかの数学用語の和である数学式の一種である。
Q:数学者、科学者、技術者は多項式をどのように使うのですか?
A:数学者、科学者、技術者は皆、問題を解決するために多項式を使います。
Q:代数式を多項式にするには,どのような操作をすればよいのでしょうか?
A:代数式が多項式とみなされるためには、足し算、引き算、掛け算、整数の指数演算しか使用することができません。除算や平方根のような難しい演算を使用した場合、その代数式は多項式とはみなされません。
Q:多項式を使った方程式はどのようなものがあるか?
A:多項式は多項式方程式(7x^4(-3)x^3+19x^2(-8)x+197=0など)、多項式関数(f(x)=7x^4(-3)x^3+19x^2(-8)x+197など)によく使用されるものである。
Q:多項式を扱うためには、どのようなことを理解する必要があるのでしょうか?
A:多項式を扱うためには,すべての技術系科目への入り口である代数学を理解する必要があります.
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