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PSR B1257+12 B:おとめ座のパルサーを公転する太陽系外惑星

おとめ座にあるパルサーPSR B1257+12を公転する太陽系外惑星。最初期に確認された系外惑星の一つで、地球の数倍の質量をもち、パルサーの周囲を短周期で回る。

概要:PSR B1257+12 Bは、おとめ座にあるミリ秒パルサーPSR B1257+12を公転する太陽系外惑星である。太陽系外で発見・確認された最初期の惑星の一つとして広く挙げられ、系外惑星研究史において現在も重要な天体である。この惑星系はおとめ座の方向に位置する。公表されている距離推定値には幅があり、一部の資料では距離推定としてまとめられている。

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物理的特徴

PSR B1257+12 Bは地球型惑星程度の質量をもつ惑星である。観測に基づく決定では、その質量は地球の数倍、しばしば地球質量のおよそ4倍とされる。質量と、巨大惑星に典型的な厚いガス状外層がないことから、その組成は岩石質または金属質と推定される。固体の表面が存在する場合でも、その表面環境はパルサーからの強い放射と過酷な宇宙空間の気象環境に支配されると考えられる。

軌道と力学的性質

この惑星は、パルサーである主星の周囲を約66日で1周する。主星から比較的近い距離を公転しており、その軌道長半径は一般に約0.36 AUと報告される。これは地球と太陽の距離よりはるかに小さいが、主星は主系列星ではなく、コンパクトな中性子星である。この系には少なくともほかに2個の惑星が存在し、測定可能な重力相互作用を生じている。この相互作用は、各天体の質量および軌道要素をより精密に決定する助けとなった。

発見と歴史的意義

PSR B1257+12 Bは、中性子星主星が放射する電波パルスを精密に測時することで同定された。パルス到着時刻の変動から、公転する伴天体の重力的影響が明らかになった。これらの検出は太陽系外天体の発見が始まった初期の流れの一部であり、初期の系外惑星発見に関する議論でしばしば参照される。この発見は、恒星残骸の周囲を含む予想外の環境にも惑星が存在し得ることを示した。

環境と居住可能性

PSR B1257+12 Bはパルサーを公転するため、その環境は中性子星からの強力な高エネルギー放射と粒子風によって特徴づけられる。このような条件では、通常の居住可能性の概念は適用できない。大気や表面化学が存在したとしても、急速に変質または剥ぎ取られるとみられる。したがって、この種の惑星系の研究は生命探査よりも、超新星爆発後における惑星の形成と生存を理解するうえで有用である。

主な事項と特徴

  • この惑星は、パルサー・タイミング法によって発見された最初の惑星系の一部であり、この系には複数の地球型惑星質量の伴天体が含まれる。
  • 直接撮像やドップラー分光法ではなく精密測時によって検出されたことは、系外惑星の別の検出手法を示している。
  • 特異な主星をもつため、PSR B1257+12 Bはコンパクト天体の周囲での惑星形成や、超新星後の惑星系力学を論じる際にしばしば取り上げられる。さらなる背景については、星座の位置に関する一般資料やカタログ項目を参照できる。

追加の技術的要約と観測データについては、パルサー惑星およびタイミング検出に関する専門カタログとレビューを参照されたい。入門的な文献やデータ集は、多くの天文学概説および研究データベースで利用できる(惑星項目星座ガイドパルサーカタログ)。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com PSR B1257+12 B:おとめ座のパルサーを公転する太陽系外惑星

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/79836

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