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舌根子音(舌根による調音)

舌根子音は、舌の根元(後部)を咽頭、口蓋垂、喉頭蓋に近づける、または接触させて作られる子音である。口蓋垂音、咽頭音、喉頭蓋音を含み、世界の多くの言語にみられる。

概要

舌根子音は、主として舌の根元、すなわち後部によって調音される発話音である。この用語は、能動的な調音器官が舌先(舌尖)や舌端ではなく舌根であることを強調する。舌根による調音は、より広い舌背子音の類に属する一群をなし、多くの言語の音声目録において重要である。

生成のしくみ

舌根子音を作る際には、舌根が後方へ移動し、咽頭領域を狭めるか閉鎖する、口蓋垂に接触する、あるいは喉頭蓋と関わる。正確な接触位置と狭め方の程度によって、摩擦音、破裂音、接近音、または別の調音様式となる。こうした動きは口腔後方の声道の形を変えるため、舌先による冠状調音や唇による調音とは異なる。

種類と例

  • 口蓋垂音:舌の後部を口蓋垂の近くで用いて作られる音である。多くの言語には、口蓋垂破裂音や口蓋垂摩擦音がみられる。
  • 咽頭音:咽頭を狭めることによって生成される。伝統的にはセム語族の言語でよく記述される。
  • 喉頭蓋音:喉頭蓋が関与する音である。比較的まれだが、コーカサスの一部の言語や太平洋地域の一部の言語で確認されている。

分布と言語学的役割

舌根子音は多様な語族に分布する。セム語族の言語、たとえばアラビア語には、よく知られた咽頭音と口蓋垂音の対立がある。コーカサスの諸言語のほか、オーストラリアおよび北アメリカの一部の先住民言語にも舌根による調音が含まれる。存在する場合、これらの音は音素として意味を区別し、複雑な子音体系の一部を構成することがある。

音声的効果と重要性

舌根子音は喉頭と咽頭の近くにある声道の形を変えるため、隣接する母音の音質に影響し、特徴的な音色の変化を生じさせることが多い。また、語彙的・文法的な意味を担う子音対立を作り出し、協調調音や、咽頭化などの二次調音とも関わる。

用語と参考資料

「radical」という呼称の用い方には幅があり、「舌根」などの用語を好む記述もあれば、これらの音を単に舌背調音として分類する記述もある。入門的な説明や専門的な扱いについては、一般的な音声学資料や類型論的な概説を参照できる。音声学の概説調音の分類、言語類型論の参考資料。

著者

AlegsaOnline.com 舌根子音(舌根による調音)

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/80745

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