ロバート「ボブ」・ブッシュビー(1927年2月24日 - 2018年10月14日)は、アメリカの航空機整備士、飛行士、自作機設計者であった。イリノイ州ジョリエット近郊で生まれ育ち、実地の整備技術と軽飛行機への生涯の関心を結びつけた。
ブッシュビーは、イリノイ州ミヌーカで高校在学中に操縦を学び始め、その後はその初期経験を、趣味として小型機を修理・改造し、最終的には設計する仕事と関心へと発展させた。彼は実用的で製作者に扱いやすい方法で知られ、自作機愛好家仲間の支援にも尽力した。
航空機設計 — マスタングII
彼の最もよく知られる作品は、ブッシュビー・マスタングIIである。これは2座席の低翼自作機で、ミジェット・マスタング系譜の単座スポーツレーサーを発展させたものだった。ムスタング・エアロノーティクスなどの会社が設計図や後にはキットとして販売し、コンパクトで空力的な胴体、並列座席、固定脚を備える。自作機として比較的高い性能とスポーティな操縦性を目指しつつ、アマチュアの製作者でも組み立てられることが意図されていた。
自作機運動での経歴と貢献
航空機設計のほか、ブッシュビーは1950年代から1960年代にかけてエンジン研究に携わり、とくにシンクレア・オイル社で技術職と航空機開発を両立させた。彼は1953年にExperimental Aircraft Association(EAA)の創設者の一人となり、試作機・自作機の航空コミュニティにおいて基準、教育、仲間意識を広めた重要な組織づくりに関わった。
遺産
図面、キット、そして製作者への継続的な支援を通じて、ブッシュビーは、コンパクトで高性能志向の自作機を求める飛行士にとって、マスタングIIを広く知られた選択肢へと育てた。整備士と設計者の両方を担った彼の姿は、戦後アメリカのアマチュア航空に見られる実践的な精神を示しており、そこでは革新が現場経験から生まれることも少なくなかった。ブッシュビーは2018年10月、ジョリエットで91歳で死去した。
- 役割: 整備士、飛行士、航空機設計者
- 代表的設計: ブッシュビー・マスタングII(2座席自作機)
- コミュニティへの影響: Experimental Aircraft Associationの初期創設者の一人