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ロケット推進擲弾(RPG):概要、構造、歴史、用途

爆発性弾頭を発射する肩撃ち式の無誘導ロケット兵器。軽装甲車両への対処や非対称戦で広く用いられ、成形炸薬弾頭を備える再装填式・使い捨て式の種類がある。

概要

ロケット推進擲弾(一般にRPGと略される)は、爆発性弾頭を備えたロケット弾を発射する肩撃ち式の発射器である。この語は、一人または少人数の班で運用するよう設計された、無誘導で無反動または低反動の兵器群を指す。「RPG」という略称は、まったく異なる文脈ではロールプレイングゲームのジャンルにも用いられるが、軍事用語としては一種の兵器を意味する。

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構造と主要構成要素

大半のRPGシステムは、発射器とロケット弾という二つの主要要素からなる。発射器は簡素な使い捨ての筒である場合も、再装填可能な弾を装填する再使用型の発射装置である場合もある。典型的なロケット弾には、ロケットモーター、安定翼、爆発性弾頭が含まれる。現代の対装甲用弾頭は通常、爆発エネルギーを高速のメタルジェットへ集中させ、装甲を貫徹可能とする円錐形の金属ライナーを備えた成形炸薬を用いる。

  • 発射筒:単回使用型または再使用型で、照準装置や引き金機構を備えることが多い。
  • ロケットモーター:発射筒を出た後の推進力を与える。一部の設計では、安全な後方噴射の制御のため小型ブースターを使用する。
  • 弾頭:HEAT(対戦車榴弾)型の成形炸薬が一般的である。一部のロケット弾は破片効果型または熱圧力型の弾頭を搭載する。
  • 安定化:翼、または発射時に与えられる回転により、ロケット弾を進路上で安定させる。

歴史と発展

肩撃ち式ロケット・システムは、歩兵が装甲車両を撃破するための軽量な手段を必要とした20世紀半ばに登場した。複数の国で設計された簡素、低価格かつ堅牢な発射器は、製造、操作、整備が比較的容易だったため広く普及した。その後、弾頭形状の改良、爆発反応装甲を破るためのタンデム弾頭配置、照準器の改善によって有効性は拡大した。一方で、現代の装甲車両も複合装甲や反応装甲による防護を採用してきた。

用途、戦術および限界

RPGは主として装甲兵員輸送車や非装甲輸送車両などの軽装甲車両に対して用いられる。携行性に優れ、補給上の負担が小さいことから、市街戦やゲリラ戦でも広範に使用されてきた。主力戦車に対しては、履帯、後部、砲塔上面などの脆弱な箇所を狙う場合に最も効果を発揮する。戦闘員が複数の射手を連携させ、一両の車両に命中を集中させることもある。

限界としては、誘導ミサイルと比べて射程と精度が限られること、厚い前面装甲や現代的な複合装甲を正面から破ることが難しいこと、後方噴射と兵器の発射時の痕跡が射手にもたらす危険が挙げられる。爆発反応装甲(ERA)を破るよう設計された弾頭はタンデム弾頭を用いる。最初の弾頭がERAを起爆させ、その後に主成形炸薬が下部の装甲に作用する。

派生型、代表的なモデルと区別

派生型には、使い捨てで照準して発射する筒から、交換式の弾を使用する大型の再装填式システムまである。発射器の中には、対装甲、対人、障害物破壊の任務に対応する各種弾頭を使用できるものもある。複数の国で開発された、一般に知られる型は、費用対効果と単純さにより、世界各地の紛争で広く使用されるようになった。

RPGは、誘導装置で目標へ誘導され、通常はより長い有効射程と高い命中確率をもつ対戦車誘導ミサイル(ATGM)と区別することが重要である。多くの無反動砲やロケット発射器とは異なり、大半のRPGは無誘導であり、射手の照準と戦術的運用に依存する。

関連項目と参考情報

技術的・歴史的な背景については、軍用小火器や対装甲戦に関する資料を参照できる。RPGの運用および分類に関連する用語には、再装填式の筒の一部に見られる前装式の特性、ならびに成形炸薬に対する装甲防護や現代の戦車に関する論議が含まれる。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com ロケット推進擲弾(RPG):概要、構造、歴史、用途

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/83561

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