サン=ドニ
サン=ドニ(Saint-Denis)は、フランスのパリ北郊外にある都市であり、コミューンである。セーヌ=サン=ドニ県に属し、サン=ドニ郡の郡庁所在地である。イル・ド・フランス地方に属する。サン=ドニの住民はDionysiensと呼ばれる。
サン・ドニにはサン・ドニ・バジリカがある。1998年のサッカーワールドカップのために建設されたフランスの国立サッカー競技場、スタッド・ド・フランスはサン=ドニにある。
サン=ドニはかつて工業地帯だったが、経済的な基盤を再構築している。
サン=ドニ・バジリカ
紋章
歴史
ダゴベール1世以降のフランス王は、ほとんどこのバシリカに埋葬されている。サン=ドニの歴史は2世紀にさかのぼる。かつてはカトラコスという村だった。パリの最初の司教であるサン・ドニは、紀元250年頃に殉教した。彼はカトラクスの墓地に埋葬された。ドニスの墓は礼拝所となった。
1793年のフランス革命の際、街はフランシアードと改名され、王家のネクロポリスは略奪され破壊された。1803年に再び改名された。
第二次世界大戦中、ドイツ軍は1940年6月13日からサン=ドニを占領した。8月27日、ルクレール将軍によって町は解放された。