二次資料とは?定義・種類・例・一次資料との違いと活用法
二次資料とは何かをわかりやすく解説。定義・種類・具体例・一次資料との違いと実践的な活用法まで、研究・学習に役立つポイントを図解で紹介。
二次資料とは、原資料から一歩離れた情報について書いたり、語ったりしている文書や記録のことである。
二次ソースは、一次ソースまたは情報の原典に依存する。二次資料は、一次資料に記載されている情報を解釈、評価、または議論したものである。歴史学では、二次資料は、あるトピックについて学者によって書かれた研究である。二次資料は、一次資料や他の二次資料を引用することが多い。三次資料が引用されることはほとんどありません。
二次資料の具体例
- 教科書や専門書(歴史書、社会科学の概説書など)
- 学術誌の研究論文(特に一次資料を分析・解釈したもの)
- レビュー論文・メタ分析(既存の研究を整理・比較したもの)
- 伝記や評論、書評
- 新聞・雑誌の解説記事やコラム(一次資料に基づいて背景や意味を論じるもの)
- 博物館の解説、ドキュメンタリー番組の解説部分
- 注釈付きの史料集や訳注付き翻訳(原典に解説を加えた版)
一次資料との違い(わかりやすく)
- 一次資料:出来事や観察、調査の最初の記録。例)手紙、日記、公式文書、写真、調査データ、インタビューの録音など。
- 二次資料:一次資料をもとに書かれた解釈・分析・総括。出来事そのものではなく、出来事に関する見解や意味づけを提供する。
簡単に言えば、一次資料は「材料(生の証拠)」で、二次資料はそれを「料理(解釈)」したものです。研究で結論を出す際は、二次資料は論点整理や先行研究把握に有用ですが、可能なら一次資料に当たって裏付けを取ることが重要です。
二次資料の種類と役割
- 解説型:対象の背景や流れを分かりやすく説明する(教科書、概説書)。入門や背景整理に向く。
- 分析型:一次資料を精査して仮説を立て、議論を展開する(学術論文)。研究の最前線を示す。
- 総合型:複数の研究を統合して全体像を示す(レビュー、メタ分析)。特定分野の研究動向を把握するのに便利。
- 評論・批評型:文化作品や政策などについて評価や意見を述べる(書評、論評)。解釈の多様性を示す。
二次資料を評価するポイント
- 著者の専門性と所属(研究者、ジャーナリスト、専門家か)
- 出版元の信頼性(学術出版社、査読の有無、新聞・雑誌の編集方針)
- 出典・引用の明示(一次資料や他の研究を適切に示しているか)
- 発行日(古い研究は新しい発見で更新されている可能性)
- 方法論の透明性(どの一次資料をどう扱ったかが明確か)
- バイアスの有無(立場や目的による偏りを考慮する)
研究や学習での活用法
- 文献レビュー:研究テーマの先行研究を整理し、研究の位置づけを明確にする。
- 背景説明:論文やレポートでテーマの背景や関連理論を示す際に使う。
- 一次資料発見の手がかり:参考文献や脚注から一次資料を探すための案内役となる。
- 比較と批判:複数の二次資料を比較して解釈の違いや論争点を把握する。
実務上の注意点・落とし穴
- 過度の依存を避ける:結論を二次資料だけに頼ると、一次資料の誤訳や誤読が伝播することがある。可能であれば一次資料にあたる。
- 最新版を確認する:古い二次資料は新資料や新解釈で覆されていることがあるため、最近の研究をチェックする。
- 原典の確認:重要な主張を引用する場合は、二次資料が引用する一次資料を自分で確認する習慣をつける。
- 三次資料との差:百科事典や年表、索引などの三次資料は事実確認や導入には便利だが、学術的議論の根拠としては一次・二次に比べ薄い場合が多い。
まとめ(活用のポイント)
- 二次資料は知識の整理や議論の土台作りに不可欠だが、最終的な証拠や新たな解釈を示すには一次資料の確認が望ましい。
- 信頼性の評価(著者・出版社・引用の明確さ・発行年)を行い、複数の資料を照合して偏りを避ける。
- 二次資料は、研究の出発点・文献探索・解釈比較に有効なツール。使い方を理解して適切に活用することが重要である。
例
13世紀の政治に関する本が二次資料で、マグナ・カルタそのものが一次資料となる。二次資料の多くは、脚注や注の形で広範囲に引用されている。
合法的な使用
法律における二次資料の主な用途は、法律を説明することである。また、法律上の概念も説明します。また、法律を分析し、説明したり、それについてコメントするためにも使用されます。司法判断や資格のある専門家による意見も二次資料である。
関連ページ
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