嗅ぎたばこ:鼻から吸引する粉末たばこ
嗅ぎたばこは、喫煙せず鼻から吸引する細かく挽いたたばこである。かつて欧州と南北アメリカで広く用いられ、種類、儀礼的な使用法、歴史的意義をもち、現代では健康上の懸念もある。
嗅ぎたばこは、燃焼させて喫煙するのではなく、鼻から吸引するよう調製された細かい粉末状のたばこである。使用者は通常、少量を指先でつまみ、短く鼻をすすって、または鼻の近くに保持して鼻孔へ取り入れる。歴史的な手引きの多くでは、指の間でつまんで用いる方法が記されている。粉末が鼻粘膜に接触するため、燃焼を伴わずにニコチンが速やかに吸収される。
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10 画像特徴と製造
嗅ぎたばこは、たばこの葉を熟成させた後、乾燥させて微細な粉末に挽いて作られる。一部の配合には、かんきつ類、花のエッセンス、香辛料などの香りや風味が加えられる。比較的乾燥してさらさらした粉末から、まとまりやすい湿り気のある混合物まで、種類は幅広い。製造者は粒子の大きさや水分量を調整し、香り、強さ、粉末が鼻に入る具合を変える。
歴史と文化的役割
16世紀に南北アメリカからヨーロッパへ伝えられた鼻用嗅ぎたばこは、17世紀から19世紀にかけて特に流行した。貴族層や都市部の社交界で一般的に用いられ、小説や19世紀の社会描写にも頻繁に登場する。当時の多くの作家や、チャールズ・ディケンズのような著名人物は、人物の特徴として嗅ぎたばこの使用を描き、スナッフボックスと呼ばれる専用容器は装飾的な地位の象徴となった。
使用法、作法と器具
伝統的な嗅ぎたばこの使用には、スナッフボックスを差し出すこと、ひとつまみを勧めること、目立たないように吸い取ることなど、儀礼や作法が伴った。スナッフボックスは銀、エナメル、べっ甲などの素材で作られ、現在では収集品となっている。粉末を量り取るため、個人用の小さなスプーンやピンセットが用いられることもあった。
種類と区別
- 嗅ぎたばこ(鼻用)— 鼻孔へ短く吸い込む。
- 噛みたばこ — 葉または固形のたばこを口内に保持する。
- スヌース — 唇の下に置く湿潤な口腔用たばこで、使用法と地域的な歴史が異なる。
これらの製品は、調製法、吸収経路、文化的背景が異なる。日常的な会話では、それらを混同することが多い。
衰退、現代の使用と健康
嗅ぎたばこの人気は、紙巻きたばこの普及と社交上の流行の変化によって低下した。今日では、限られた地域の伝統、収集家、愛好家の間で存続している。他のたばこ製品と同様に、嗅ぎたばこはニコチンを含み、鼻への刺激や依存を引き起こす可能性がある。歴史的および現代の健康研究では、無煙たばこにはリスクがあるとされ、そのことも使用の減少に影響している。
製造、種類、歴史的な遺物については、嗅ぎたばことその容器の社会的な営みを記録した専門資料や博物館の収蔵品を参照できる。関連資料は、地域ごとの慣行や、たばこ製品が時代とともにどのように変化してきたかを知る手がかりとなる。
著者
AlegsaOnline.com 嗅ぎたばこ:鼻から吸引する粉末たばこ Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/91364