スポーツパーソン
とは、スポーツマンスポーツウーマンとも呼ばれ、広くスポーツに関わる人を指す総称です。競技者としてプレーする人だけでなく、スポーツの普及・振興に寄与する指導者や元競技者、関係者を含める場合もあります。

定義(誰を「スポーツ選手/アスリート」と呼ぶか)

一般に「スポーツ選手」「アスリート」とは、スポーツ競技に参加し、競技能力の向上を目的に継続的にトレーニングを行う人を指します。プロ・アマを問わず含まれ、競技大会で成績を競う人、あるいは大会出場を目指して体系的に練習する人が該当します。たとえば、スポーツに関心を持ち、訓練を受けている人が該当します。

また、普段は競技から離れていても、その後も競技の普及や指導に尽力する元選手を指して「スポーツマン」と呼ぶことがあります。例えば、武田恒和氏は夏季オリンピックに2度出場し、2012年に国際オリンピック委員会(IOC)に選出されるまでは日本オリンピック委員会の会長を務めていたスポーツマンです。

種類(分類のしかた)

  • プロ/アマチュア:報酬を受けて競技を行うプロフェッショナルと、報酬の有無に関わらず競技を楽しむアマチュアに分かれます。プロでアマチュアでも「スポーツ選手」と呼ばれます。
  • 個人競技/団体競技:陸上・水泳・体操など個人が主役となる種目と、サッカーやバスケットボールなどチームで戦う種目があります。
  • 障がい者スポーツ(パラアスリート):障がいのある人が参加する種目も含まれ、専用クラスや国際大会(パラリンピック等)があります。
  • 競技性とレジャー性:競技性の高いものから、健康維持や趣味として行うスポーツまで幅があります。

「アスリート」と「スポーツマン/スポーツパーソン」の違い

日本語では「アスリート」は英語の "athlete" の音訳で、一般的には競技能力が高く、専門的なトレーニングを積んだ選手を指すことが多い語です。一方で「スポーツマン/スポーツパーソン」はより広い概念で、フェアプレー精神やスポーツマンシップを重視する意味合いも含みます。本文中で触れたように、スポーツマンは相手や規則に敬意を払って競技する人という倫理的側面を強調する場合があります。

英語圏でも用法に差があり、特にイギリス英語では athlete が伝統的な陸上競技(陸上競技)の選手を指すことがあるなど、文脈によって意味が細分化されます。漁師のように身体活動は伴うが競技性がない職業は「スポーツマン」とは呼ばれ得ても、通常「アスリート」とは呼ばれません。

スポーツ選手に期待される要素

  • 身体的能力:筋力、スピード、柔軟性、持久力など競技に応じた身体特性。
  • 技術・戦術:競技ごとの専門技能と試合での戦術理解。
  • メンタル:集中力、プレッシャーへの耐性、自己管理能力。
  • 生活管理:食事、休養、トレーニング計画などセルフマネジメント。
  • スポーツマンシップ:フェアプレーや相手への敬意、規則順守。

競技者以外の関連する役割

スポーツ界には選手以外にも多くの重要な役割があります。コーチ、トレーナー、審判、運営スタッフ、スポーツ科学者、メディカルスタッフ、普及活動を行う元選手など、総合的にスポーツを支える人々が存在します。元選手はその経験を生かして指導者やスポーツ振興に携わることが多く、前述のように長年にわたり競技の発展に寄与することがあります(例:武田恒和氏)。

まとめ

「スポーツ選手(アスリート)」は、競技への参加と継続的なトレーニングを通じて能力を高める人を指す言葉で、プロ・アマ、個人競技・団体競技、パラスポーツなど多様な形態があります。「スポーツマン/スポーツパーソン」は競技者だけでなく、スポーツの精神や振興に関わる広い概念を含むことが多く、文脈に応じて使い分けられます。現代のスポーツでは、技術・身体・メンタル・生活管理・倫理など複数の要素が求められ、選手はそれらを総合的に磨いていきます。


(補注)言葉の使われ方は国や文化、時代によって変わります。上記は一般的な説明です。