スーパーマリオ3Dワールドとは?2013年Wii U版の概要と特徴

スーパーマリオ3Dワールド(Wii U/2013)の概要と特徴を詳解。ゲーム性、ステージ、マルチプレイ、新要素、評価までわかる完全ガイド。

著者: Leandro Alegsa

スーパーマリオ3Dワールド』は、2013年に発売されたWii U用プラットフォームゲームマリオシリーズの一作である。2011年に発売されたニンテンドー3DS用ソフト『スーパーマリオ3Dランド』の続編である。日本では2013年11月21日に、北米では2013年11月22日に、ヨーロッパでは2013年11月29日に、オーストラリアでは2013年11月30日に発売された。

概要
『スーパーマリオ3Dワールド』は、3Dの視点と横スクロール的な要素を組み合わせた新しいタイプのマリオ作品です。単独プレイでも楽しめますが、本作の大きな特徴はローカルで最大4人まで同時プレイが可能な協力(および対戦)モードを搭載している点で、家族や友人と一緒に遊べる設計になっています。

ゲームプレイと特徴

  • プレイヤーキャラクターは基本的にマリオ、ルイージ、ピーチ、キノピオの中から選択。各キャラクターはわずかに操作感が異なり、状況に応じて使い分けが楽しめます。
  • 本作を象徴するパワーアップはネコスーツ(キャットマリオ)で、壁登りや素早いタックル、ネコパンチなどのアクションが可能になり、探索や隠し要素の発見に重要です。
  • ステージは短めのチャプター形式で構成されており、シンプルでテンポの良い仕掛け、隠しエリア、ボス戦がバランス良く配置されています。2D風の横スクロールからフル3Dの場面まで幅広い表現が取り入れられています。
  • 協力プレイでは助け合いの要素が強調される一方、アイテムや高得点をめぐる駆け引きも発生します。カメラワークは複数人プレイ時に見づらくなると指摘されることがありますが、それでもパーティーゲームとして高い評価を受けました。

追加要素・モード
この作品には通常のワールドクリアに加えて、チャレンジ性の高いステージやボーナス要素、スタンプなどの収集要素も用意されており、リプレイ性が高められています。Wii Uの機能を活かしたローカルプレイ体験が中心で、オンライン協力は当初搭載されていませんでした。

開発と評価
任天堂の制作チームによって開発され、発売当初は丁寧に作られたレベルデザインやカラフルで親しみやすいグラフィック、協力プレイの楽しさが高く評価されました。一方で、複数人でのプレイ時にカメラが見にくくなる点や、ややプレイ時間が短いと感じる意見もあり、総合的には好評を得たタイトルです。

発売後の展開
Wii U版としてのオリジナルは2013年版ですが、その後もシリーズやリメイクの話題が続きました。代表的な例として、拡張・改良を施したパッケージ『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』がNintendo Switch向けに発売され、より多くのプレイヤーが本作の要素を遊べるようになっています。

総評
『スーパーマリオ3Dワールド』(2013年・Wii U)は、3Dと2Dの良いところを取り入れた工夫あるステージ構成と、家族や友人と気軽に遊べる協力プレイが魅力の一作です。マリオシリーズの入門としても、パーティーゲームとしてもおすすめできる作品です。

ゲームプレイ

プレイヤーは、マリオ、ルイージ、ピーチ姫、トードの4人でプレイすることができます。スーパーマリオブラザーズ2』と同様に、それぞれのキャラクターが独自の能力を持っています。ルイージは他のキャラクターより高くジャンプでき、ピーチ姫は短時間空中に浮くことができ、トードは速く走ることができます。また、5人目のプレイアブルキャラクターとしてロザリーナが登場し、ロザリーナでプレイするにはアンロックする必要があります。スーパーマリオギャラクシー』や『スーパーマリオギャラクシー2』に登場したスピンアタック技を使うことができますが、スピードは一番遅いキャラクターです。スーパーベルは、プレイヤーを猫の姿に変えるアイテムで、壁を登ったり、速く走ったり、ユニークな攻撃をしたり、各レベルの最後にあるゴールポールの頂上まで駆け上がったりできるようになる。本作には、最大4人までのマルチプレイが可能です。



百科事典を検索する
AlegsaOnline.com - 2020 / 2025 - License CC3