2000年UEFA欧州サッカー選手権Euro 2000)は、第11回UEFA欧州サッカー選手権で、欧州サッカーの代表チームによる主要大会のひとつです。大会は4年ごとに開催され、主催はUEFAが行います。UEFAはヨーロッパにおけるアソシエーションサッカーの統括団体です。

大会概要

本大会は2000年6月10日から7月2日にかけて、ベルギーとオランダの共同開催で行われました。大会は16カ国が参加し、グループステージ(4グループ各4チーム)を経て上位2チームがノックアウト方式の準々決勝へ進出するフォーマットで行われました。ベルギーとオランダは開催国として本大会に自動出場し、その他の参加国は予選を通過して決勝トーナメントに進出しました。なお、開催権にはスペインとオーストリアも立候補していました。

決勝と優勝

大会は最終的にフランスが優勝しました。決勝戦はイタリアとの対戦で、キング・ボードゥアン・スタジアムで行われ、イタリア先制(ゴール:マルコ・デルヴェッキオ)に対し、フランスが終了間際にシルヴァン・ウィルトルが同点弾を決め、延長戦に突入。延長後半にデビッド・トレゼゲ(David Trezeguet)のゴールデンゴールが決まり、フランスが2-1で勝利しました(ゴールデンゴールにより試合は即終了)。

この優勝により、フランスは1998年のワールドカップ制覇に続く主要国際大会での成功を収め、大会を通じてZinedine Zidane(ジネディーヌ・ジダン)らを擁する強力なメンバーが活躍しました。監督はロジェ・ルメール(Roger Lemerre)でした。

大会の特徴と影響

  • 本大会は欧州選手権としては初めて2か国による共同開催で行われ、開催国間での会場分散や移動、熱狂的なサポーターの雰囲気が注目されました。
  • 延長戦の決着方法として当時導入されていたゴールデンゴール方式が適用され、決勝がこの方式で決着したことは大会の大きな話題となりました。
  • 大会を通じて多くの若手選手が国際舞台で躍進し、その後のクラブ・代表でのキャリアに弾みをつけた選手も多数いました。
  • 開催国の両国にとってはスタジアムや関連インフラの整備、国際的な注目度の向上に寄与する大会となりました。

主な出場選手

大会には多くの著名選手が出場しました。フランス代表ではジネディーヌ・ジダン、ティエリ・アンリ、デビッド・トレゼゲ、パトリック・ヴィエラらが中心選手として活躍し、イタリア代表にもフランチェスコ・トッティ、パオロ・マルディーニ、アレッサンドロ・デル・ピエロなどの名選手が名を連ねました。

決勝戦はキング・ボードゥアン・スタジアムで行われた。