Úrvalsdeild(英語:Men's Select Division)は、アイスランド・アソシエーション・サッカーの男子トップリーグ。1912年に創設され、アイスランドサッカー協会が運営している。同国は冬が厳しいため、シーズンは概ね春から夏(おおむね5〜9月)に行われ、通常12クラブが参加する。
リーグの正式名称は伝統的にÚrvalsdeild karla。2009年4月27日にアイスランドサッカー協会とÖlgerðinが3年契約を結び、以後はスポンサー名を冠してペプシデイルディン(英語:The Pepsi League)として広く呼称された。その後も契約は更新されPepsi系名称の時期が続いたが、2022年のブランド刷新以降はBesta deild karlaの名称が用いられている。
大会方式
- 勝点は勝利3、引分1、敗戦0。
- ホーム&アウェーの総当たりを基本とし、近年は22節終了後に上位6/下位6へ分かれて追加ラウンドを戦うステージ制が採用されることが多い(合計約27試合)。
- 順位は勝点で決まり、同点の場合は得失点差や総得点などの規定で決する。
- 気候条件に合わせ、ナイトゲームや人工芝の活用が一般的で、プレシーズンは屋内施設での大会やカップ戦で調整するクラブも多い。
昇降格
1955年以降、リーグ戦の最下位チームは1.deild karlaに送られる制度が導入され、現在は通常、下位2クラブが自動降格し、1.deild karlaの上位2クラブが自動昇格する。
欧州大会出場権
- リーグ優勝クラブはUEFAチャンピオンズリーグ予選に出場。
- リーグ上位クラブおよび国内カップ優勝クラブにはUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選への出場権が与えられる(重複時は次順位へ繰り下げ)。
- UEFAリーグ係数上、アイスランドのトップリーグは概ね30〜40位台に位置する中堅規模のリーグと評価される。
歴史と主要クラブ
創設初期から首都レイキャヴィーク勢が中心的存在で、最多優勝クラブはKnattspyrnufélag Reykjavíkur(KR)。Fimleikafélag Hafnarfjarðar(FH)、Valur、ÍA Akranes、Breiðablik、Víkingur Reykjavíkといったクラブが時代ごとに覇権を争ってきた。直近のシーズンでもこれらのクラブが優勝争いの常連で、若手育成とスカンジナビア諸国への選手輩出で知られる。
運営・特徴
- アイスランドサッカー協会が競技規定、日程、審判を統括。
- スタジアムはコンパクトだが地域密着型で、夏季は観客動員が伸びやすい。
- リーグ全体はセミプロ〜プロの混在形態で、クラブ経営は育成と移籍収益、地域支援を組み合わせるのが一般的。
- 試合は国内スポーツ専門チャンネルや配信サービスで中継され、国外向けハイライトも提供されている。