2016-17年のNHLシーズンは、ナショナルホッケーリーグの100回目の運営シーズン(99回目のプレーシーズン)にあたり、リーグの節目となったシーズンです。レギュラーシーズンは2016年10月12日から2017年4月9日まで行われ、各チームは82試合を戦いました。
レギュラーシーズンの主な出来事
ワシントン・キャピトルズは、レギュラーシーズンでリーグ最高成績を収め、プレジデンツ・トロフィーを受賞しました。個人賞では、エドモントン・オイラーズのコナー・マクダビッドがリーグ得点王としての活躍でアート・ロス・トロフィーを獲得し、さらにシーズン最優秀選手としてハート・メモリアル・トロフィーも受賞しました。マクダビッドは若手ながらチームの中心選手として存在感を示し、オイラーズはこれにより2005-06年シーズン以来のプレーオフ復帰を果たしました。クラブにとって長年続いたプレーオフ未出場期間に区切りがついた点は大きなトピックとなりました。
一方、デトロイト・レッドウィングスは、1989–90シーズン以来続いていた長年の連続プレーオフ出場記録が途切れ、レギュラーシーズンでの敗退を喫しました。チームの黄金期が一段落したことはリーグ全体でも注目されました。
プレーオフの展開とスタンレーカップ
2017年のスタンレーカップ・プレーオフは4月12日に開幕し、決勝は6月11日に終了しました。決勝ではピッツバーグ・ペンギンズがナッシュビル・プレデターズとの2017年スタンレーカップ決勝第6戦に勝利し、シリーズを4勝2敗で制しました。ピッツバーグ・ペンギンズはこれで通算5度目のスタンレーカップ優勝となり、2016年に続く連覇を達成しました。ペンギンズは1997年・1998年に連覇したデトロイト・レッドウィングス以来、久々に2年連続で優勝したチームとなりました。
プレーオフでは1回戦から白熱した延長戦が相次ぎ、決着が延長戦にもつれる試合が多く見られたことが特徴でした。東カンファレンスではカンファレンス・ファイナルでオタワ・セネーターズが敢闘し、西カンファレンスではアナハイム・ダックスがカンファレンス・ファイナルまで勝ち進みましたが、最終的に両チームはそれぞれピッツバーグ、ナッシュビルに敗れています。
個人賞と注目選手
- ハート・メモリアル・トロフィー(MVP):コナー・マクダビッド(エドモントン・オイラーズ) — シーズンを通じてチームを牽引し、得点王としても存在感を示しました。
- アート・ロス・トロフィー(得点王):コナー・マクダビッド — リーグトップの得点でこの栄誉を獲得しました。
- コン・スマイス・トロフィー(プレーオフMVP):シドニー・クロスビー選手(ピッツバーグ・ペンギンズ) — 優勝に大きく貢献し、プレーオフMVPに選ばれました。
その他、シーズン中は若手の台頭、ベテランの復活、チーム間での順位争いなど見どころが多く、プレーオフ進出・敗退の結果は各クラブの将来構想にも影響を与えました。特に若手スターの成長や、連覇を成し遂げたピッツバーグの組織力は次シーズン以降も注目されるポイントです。
総括すると、2016-17年シーズンはリーグ創設100周年に当たる節目のシーズンであり、ピッツバーグ・ペンギンズの連覇と、コナー・マクダビッドのリーグMVP・得点王といった明確なハイライトが生まれたシーズンでした。