276年(西暦276年):ローマ皇帝の交代と中国・晋
276年(CCLXXVI)はユリウス暦の閏年。ローマではタキトゥス帝の死去、フロリアヌスの短期統治、プロブス帝の即位という急速な皇帝交代があり、中国では晋の時代に当たる。
CCLXXVI年は、ユリウス暦では土曜日に始まる閏年として記録されている。同時代の年代区分では西暦3世紀に属し、ローマ帝国全域に政治的不安定が見られ、東アジアでは統合の継続が進んだ時期であった。この年は主として、ローマ皇帝の間で権力が急速に交替したこと、ならびに中国における晋王朝初期の数十年間に位置することによって注目される。
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1 画像暦と年代
ユリウス暦では、この年には閏日が置かれ、ローマ世界で当時用いられていた天文学上の慣行に従っていた。執政官名簿や在位年による年の数え方は多くの地域で引き続き一般的であり、現代の歴史家は通常、西暦紀年法を用いて276年の出来事を連続した年代の中に位置づける。
主な出来事
- ローマ帝国の継承:ローマ帝国では最高権力者の交替が急速に起こった。タキトゥス帝は在位中に死去し、その後継者フロリアヌスは短期間のみ権力を担ったのち、マルクス・アウレリウス・プロブスに交代した。これらの継承は、3世紀後半の軍事的・政治的な不安定さを反映している。
- 軍事と属州の緊張:統治者の急な交替は、帝国の国境地帯における継続的な圧力と国内の騒乱に寄与した。同時代の史料は、皇帝権力を確保するうえで軍の支持が重要であったことを強調している。
- 東アジア:中国では、同世紀の前半に建てられた晋王朝が中央権力を維持していた。276年の東アジア年代記を支配する単一の劇的事件はないが、この時期は、それ以前の三国時代の争いの後に行政的統合が進められた時代である。
意義と背景
276年の出来事は、皇帝交代の頻発、軍の後ろ盾への依存、地域的分裂という3世紀の危機のより広い傾向を示している。年末までにプロブスが即位したことは、彼の治世における比較的な軍事的回復の時期への道を開いた。一方、中国の状況は、地中海世界が混乱に直面するなかでも、異なる地域では継続性が見られ得たことを示す。
主な死者
- マルクス・クラウディウス・タキトゥス ― この年に短い治世を終えたローマ皇帝。
- マルクス・アンニウス・フロリアヌス(フロリアヌス) ― 同年に短期間、皇帝位を主張し皇帝となった人物。
年代上の基点として見ると、276年は、ヨーロッパと北アフリカの帝国構造を変容させた激動の世紀に属する一方、アジアの諸政治体は回復と統合に向けて異なる道を歩んでいた時期に位置する。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com 276年(西暦276年):ローマ皇帝の交代と中国・晋 Leandro Alegsa
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