ビッグブラザー1は、カナダのリアリティ番組「ビッグブラザー」の第1シーズンで、同名のオランダ語の番組が原型になっている。番組は Endemol USA と Insight Productions によって制作され、ビッグブラザー1は2013年2月27日にSliceで放送を開始した。シーズンは71日間にわたり、2013年5月2日にフィナーレを迎えた。応募者は1万人以上にのぼり、当初は14名のHouseGuestを予定していたが、最終的にプロデューサーの判断で15名がハウスに入った。2013年1月には、アリサ・コックスが番組の司会者として発表された。
基本データ
- 放送開始:2013年2月27日(Slice)
- フィナーレ:2013年5月2日
- 期間:71日間
- 応募総数:10,000人以上
- ハウス入り:15名(当初予定は14名)
- 司会:アリサ・コックス
フォーマットと進行
このカナダ版も、他国版と同様に「ヘッド・オブ・ハウス(HoH)」「パワー・オブ・ヴェトー(POV)」などの定番のゲーム要素を取り入れている。出場者たちは共同生活を送りながら同盟や策略を巡らせ、週ごとにノミネートと追放投票が行われる。最終的には残った出場者を審査員(脱落した一部の出場者)が評価して優勝者を決定する仕組みだ。
優勝者とフィナーレの論争
第1シーズンの優勝者はジリアン・マクラフリンで、次点はゲイリー・レヴィだった。フィナーレでの審査員の投票は4対3となり、結果は接戦だった。審査員の一人であるEmerald "Topaz" Bradyが誤ってジリアンに投票したとされ、彼女は自分の投票を訂正できるようプロデューサーに懇願したが、番組側は投票のやり直しを許可しなかった。これによりフィナーレの結果は物議を醸し、視聴者やメディアの間で議論が巻き起こった。
反響と影響
フィナーレの投票ミスをめぐる論争は、番組の放送倫理や審査員投票の取り扱いについての議論を呼んだ。視聴者からは投票手続きの透明性や審査員への説明責任を求める声が上がり、その後のシーズンで運営上の手順やルール説明がより明確になったという指摘もある。一方で、ゲーム内の駆け引きや心理戦がより注目されるきっかけにもなった。
ビッグブラザー1は、カナダにおける同シリーズの基礎を築き、以降のシーズンにつながる重要なシーズンとなった。番組は制作・演出面でローカル視聴者の関心を集め、カナダ版ビッグブラザーの人気を確立した。