概要
ドナルド・ローリー・エドワーズ(9月28日生まれ、1955年)は、オンタリオ州ハミルトン出身のカナダ人の元プロアイスホッケー選手である。安定したゴールテンダーとして知られ、ナショナルホッケーリーグでおよそ10シーズンを戦い、その大半をバッファロー・セイバーズで過ごし、のちにカルガリー・フレームスとトロント・メープルリーフスでもプレーした。1970年代後半から1980年代初頭にかけては、信頼できる守備と複数のリーグ表彰によって評価を高めた。
主な経歴
エドワーズは、個人賞と印象的な場面を生んだ注目のシーズンをいくつも経験した。1980年にはヴェジーナ・トロフィーを、同僚のボブ・ソーヴと共同受賞し、ゴールでの総合的な優秀さが認められた。また1980年と1982年にはNHLオールスターゲームに選出され、1981年のカナダカップではカナダ代表の控えとして、先発のマイク・リュートを支えた。
彼のキャリアでよく言及される場面の一つが、1982年2月24日に起きた出来事である。バッファローで行われたエドモントン・オイラーズ戦で、エドワーズはウェイン・グレツキーのシーズン77点目を許した。このゴールは、フィル・エスポジートが持っていた当時のシーズン記録を更新するもので、グレツキーの記録的な92得点シーズンの一部となった。
プレースタイルと役割
NHL在籍中のエドワーズは、チームに安定感をもたらす信頼できる守護神として評価された。常に派手な選手というわけではなかったが、適切なポジショニング、落ち着いたリバウンド処理、そして重要な試合で力を発揮する精神的な強さを備えていた。特に共同受賞となったヴェジーナ・シーズンでは、他のゴールテンダーとの連携が際立ち、守備戦術において欠かせない存在であり、長い期間にわたって頼れる選手だった。
遺産と重要性
エドワーズの経歴は、獲得した賞だけでなく、関わった歴史的な瞬間によっても注目される。ヴェジーナ賞の共同受賞は、当時のリーグ有数のゴールテンダーとしての地位を示し、オールスターゲームや国際大会への出場もその評価を裏づけた。1982年のグレツキーの得点記録との結びつきは、彼をアイスホッケー史上もっとも有名な単シーズン記録の一場面へと結びつける、しばしば語られる注記となっている。
引退後
現役引退後もエドワーズは、同窓会的なイベントや公開行事を通じてアイスホッケー界との関わりを保ってきた。同世代の元NHL選手たちは、コーチング・クリニック、チャリティーゲーム、地域の支援活動に参加することが多く、彼もそうした場で姿を見せてきた。セイバーズのファンやNHL史を学ぶ人々にとって、彼のキャリアは、競争の激しい時代における信頼性の高いチーム志向のゴールテンダーの一例として記憶されている。
- 国籍: カナダ
- 主な所属チーム: バッファロー・セイバーズ、カルガリー・フレームス、トロント・メープルリーフス
- 主な栄誉: ヴェジーナ・トロフィー(ボブ・ソーヴと共同受賞)
- 特筆すべき出来事: ウェイン・グレツキーの77点目を1982年2月24日のエドモントン・オイラーズ戦で許した