アイエン・ティリス
アイエン・ティリス(旧姓:キエウ、クメール語:អងីរៗ、1932年3月10日 - 2015年8月22日)は、カンボジアの重要人物、クメールルージュの政治犯だが、クメールルージュ常任委員でも中央委員会の一員でもない。
クメール・ルージュ政権の外務大臣であったアイエン・サリーの未亡人。1975年10月から1979年のクメール・ルージュ崩壊まで社会問題担当大臣を務めた。
逮捕
2007年11月、ジェノサイド、戦争犯罪、人道に対する罪の容疑で、夫のIeng Saryとともにカンボジア法廷特別法廷(ECCC)に逮捕される。自宅軟禁を言い渡される。2012年、健康状態を考慮し、刑が執行猶予となる。
死亡
アルツハイマー病の合併症のため、パイリンで83歳の生涯を閉じたティリス。