ジョス・ストーン(Jocelyn Eve Stoker、1987年4月11日生まれ)は、イギリスのソウル・シンガーソングライター、女優。ケント州ドーバーで生まれ、10代の頃ミッド・デヴォン州アシル(Ashill)で過ごした。彼女は現在もミッド・デヴォンに住んでいる。ストーンは2003年後半にアルバムThe Soul Sessionsで一躍注目を集め、同作はマーキュリー賞にノミネートされた。デビュー・シングル「Fell in Love with a Boy」は2004年にリリースされ、イギリスのシングルチャートで18位を記録した。続くシングル「You Had Me」はセカンド・アルバムからのリード曲であり、ストーンの代表曲の一つとして幅広く知られている。

経歴の概要

2003年のデビュー以降、ストーンは若年ながら本格的なソウル/R&Bシンガーとして高い評価を得た。2004年には救済チャリティー録音プロジェクトの一環として、バンド・エイド20による「Do They Know It's Christmas?」のレコーディングに参加し、話題となった。セカンド・アルバム『Mind Body & Soul』はイギリスのアルバムチャートで1位を獲得し、商業的にも成功を収めた。

その後もストーンは国内外のアーティストと積極的に共演しており、ルマーの楽曲「Anniversary」への参加や、ジョン・レジェンドとヴァン・ハントとの共演カヴァー「Family Affair」でのパフォーマンスにより、グラミー賞の部門で受賞するなど、評価を受けた。2009年に『Colour Me Free!』、2011年に『LP1』をリリースし、2012年には自身のレーベルStone'd Recordsより『The Soul Sessions Vol.2』を発表した。2010年にはRingo Starrのアルバム「Y Not」に収録された「Who's Your Daddy」で歌声を披露している。

音楽性と影響

ストーンの歌唱はソウル、ブルース、ゴスペルの影響を色濃く受けており、力強くも柔らかい声質が特徴である。若年でありながらしっかりした表現力を持ち、古典的なソウルの伝統を現代に受け継ぐ歌手として評価されている。作品にはカヴァー曲とオリジナル曲が混在し、ブルージーなアレンジや時にポップ寄りのサウンドも取り入れている。

主な作品と受賞

  • The Soul Sessions(2003年) — デビュー作、マーキュリー賞ノミネート
  • Mind Body & Soul(2004年) — 英国アルバムチャート1位
  • Introducing Joss Stone(2007年) — ラファエル・サーディックなどとの共作(プロデュース参加)
  • Colour Me Free!(2009年)
  • LP1(2011年)
  • The Soul Sessions Vol.2(2012年) — Stone'd Recordsよりリリース

受賞・ノミネートとしてはデビュー作のマーキュリー賞ノミネートや、共演によるグラミー賞の受賞(最優秀R&Bパフォーマンス・バイ・デュオまたはグループ・ウィズ・ヴォーカル賞)などがあり、若手ソウル歌手として国際的な評価を得ている。

その後と現在

ストーンはアルバム制作、ライブ活動、共演などを継続しており、ジャンルの枠にとらわれない音楽性で幅広いリスナーを惹きつけている。音楽活動に加え、チャリティーやコラボレーションを通じて公的な活動にも参加している。今後も新作やツアーの発表が注目されるアーティストである。