ヴィンス・ケーブル
サー・ジョン・ビンセント・"ヴィンス"・ケーブル(Sir John Vincent "Vince" Cable、1943年5月9日イギリス・ヨーク生まれ)は、イギリスの政治家。2017年から2019年まで自由民主党の党首を務めた。ケーブルは保守党・自由民主党の連立政権でビジネス・イノベーション・技能担当国務長官を務めた。トゥイッケナムの選挙区の自由民主党国会議員(MP)である。
初期のキャリア
1970年代から1980年代にかけて、英国政府および英連邦事務総長の顧問を務める。1995年から1997年まで石油会社シェルのチーフエコノミストを務める。1970年代、ケーブルは労働党で活動し、グラスゴー市議会議員になった。しかし、1982年に自由民主党の前身となる社会民主党に入党し、1983年、1987年、1992年の選挙で落選し、1997年の総選挙でロンドンのトゥイッケナム選挙区の国会議員に選出されるに至った。
リーダーシップの前に
2003年から2010年まで自由民主党の主要経済スポークスマンを務め、2006年に自由民主党副党首となる。2010年5月、保守党と自由民主党の連立政権が成立し、Vince Cableはビジネス・イノベーション・スキル担当国務長官に就任した。公的年金制度の「非常に根本的な見直し」を約束した。2010年5月に副党首の職を辞した。
自由民主党党首(2017年~2019年)
ティム・ファロンが辞任した後、ケーブルはリーダーとして立候補すると言った。他に対抗馬を決めた議員はおらず、ケーブルは2017年7月20日にリーダーになった。
ケーブルは2018年9月、2019年5月に自由民主党の党首を辞任することを発表した。その後、引退時期を「Brexitが解決または阻止されたとき」と変更した。2019年5月24日、ケーブルは7月23日に党首を退任すると述べた。2019年7月22日、ジョー・スウィンソン副議長に交代した。
私生活
ケーブルは、BBCの2010年クリスマス・コンテスト「ストリクトリー・コム・ダンシング」の出場者だった。優勝は逃した。ケーブルは、アン・ウィデコムに続いて2人目の政治家として同番組に出演した。