1160年代の歴史年表:主要出来事・誕生・死去・支配者まとめ
1160年代の年表で主要出来事・著名人の誕生と死去、支配者の変遷を年代別にわかりやすく整理した歴史ガイド。
内容
· 1 イベント
· 2名 出産
· 3名死亡
· 4 リーダーズ
イベント
- 1160年 — 平治の乱の決着(日本)
1159年から続いた平治の乱は1160年に決着し、平清盛(たいらのきよもり)が勝利して政治的影響力を強めました。敗れた源義朝(みなもとのよしとも)は捕らえられ、処刑され、これによって平氏の台頭が一層進みます。 - 1161年 — 宋と金の海戦(中国)
宋朝と金朝の間で海戦(太湖近辺や長江下流域での戦闘)が発生し、宋は海戦で優位に立ち、金の南下をある程度食い止めました(代表的な戦闘に唐島の戦いや采石の戦いがあり、1161年に行われたとされます)。この時期の戦闘は南宋の防衛に重要な意味を持ちました。 - 1162年 — 南宋の皇帝交代(中国)
南宋では1162年に皇帝が交代し、旧皇帝が退位して孝宗(こうそう、英語名 Xiaozong)が即位しました。政治的には北方の脅威(金)への対処や国内の安定化が課題でした。 - 1164年 — イングランドと教会の対立、及び十字軍方面の戦闘
イングランドではヘンリー2世と大司教トマス・ベケットの対立が続き、1164年の「クラレンドン章典(Constitutions of Clarendon)」は王権と教会権の境界を巡る重要な出来事でした。また東地中海では1164年のハリムの戦い(Battle of Harim)など、十字軍側がムスリム勢力に敗れる戦闘がありました。 - 1165年 — スコットランド王位の変化
スコットランド王マルカム4世が1165年に没し、弟のウィリアム1世(ウィリアム・ザ・リオン)が王位を継承しました。ウィリアム王は後にスコットランドの国王として長期政権を築きます。 - 1166年 — シチリアの王位交代(シチリア王国)
シチリアでは王が交代し、内政・外交の継続的な変化が起こりました(ローマ教皇領や南イタリア諸侯との関係が重要なテーマ)。 - 1167年 —ロンバルディア同盟の結成(北イタリア)
北イタリアの都市同盟(ロンバルディア同盟)が結成され、神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世(バルバロッサ)に対する都市の自主性確保を目指す動きが活発化しました。 - 1169年 — キエフ略奪とアイルランドへのノルマン人介入
ロシアではアンドレイ・ボゴリュブスキーらにより1169年にキエフが略奪され、キエフ大公国の衰退が進みます。一方、アイルランドでは1169年にノルマン人傭兵が上陸し、後のノルマン侵攻(英仏系の勢力がアイルランドに関与するきっかけ)へ繋がりました。
誕生(主な人物)
- テムジン(後のチンギス・カン) — 生年は諸説ありますが、一般に1162年ごろとされる。モンゴル帝国の創始者であり、13世紀のユーラシア歴史に大きな影響を与えます。
- インノケンティウス3世(Lotario dei Conti di Segni) — 生年は約1160年。後に1198年にローマ教皇となり、教皇権を強めたことで知られます。
- (注)1160年代は史料により出生年が不確かな人物が多く、上記の年は「おおむねこのころ」として記されています。
死去(主な人物)
- 源義朝(みなもとの よしとも) — 1160年、平治の乱の敗北後に処刑されました。源氏の勢力が一時的に後退する転機となりました。
- 天皇・公家 — 日本では1165年に後二条天皇(にのうじの…/在位:1158–1165)にあたる皇位交代や、続く天皇の即位・退位が相次ぎました(具体的な天皇名は年ごとに変動します)。
- マルカム4世(スコットランド王) — 1165年没。後はウィリアム1世が即位しました。
- (注)中世史では人物の生没年に諸説がある場合が多く、上記は主に学術的通説に基づく簡略まとめです。
支配者(1160年代に実権を握った主な君主・指導者)
- イングランド:ヘンリー2世(在位1154–1189) — 王権強化と教会との対立が特徴。
- フランス:ルイ7世(在位1137–1180) — 中央集権化を目指す王権の典型。
- 神聖ローマ帝国:フリードリヒ1世(バルバロッサ、在位1155–1190) — イタリア政策と北イタリア都市との対立。
- ビザンツ帝国:マヌエル1世コムネノス(在位1143–1180) — 東地中海で積極的な外交・軍事を展開。
- 南宋(中国):高宗(在位〜1162)→孝宗(在位1162–1189) — 金との対立と内政の安定化が課題。
- 日本(名目的天皇):後二条天皇(在位1158–1165)、続いて皇位交代により六条天皇や高倉天皇らが在位(1160年代は天皇の交替が続き、実権は平氏など武家勢力に移行)。
- 日本(武家の実力者):平清盛 — 平治の乱以降、朝廷内で大きな影響力を持つようになります。
- スコットランド:マルカム4世(〜1165)→ウィリアム1世(在位1165–1214)
- シチリア王国:ウィリアム1世(在位〜1166)→ウィリアム2世(在位1166–1189)
まとめと注記
- 1160年代は地域ごとに大きく情勢が変動した時期です。日本では平氏の台頭、中国では南宋と金の対立、ヨーロッパでは皇帝と都市・教会との権力闘争が顕著でした。
- ここに挙げた年や人物の一部は史料により年次や詳細が異なる場合があります。個別に詳細を調べる際は専門の歴史資料・研究書を参照してください。
イベント
出生数
- 教皇イノセント3世
- たかくらてんのう
- チンギス・ハーン モンゴル帝国の指導者・創設者
死亡者数
- スウェーデンのエリック9世
- 欽宗皇帝
- カンタベリー大司教、ベックのテオバルト
リーダー
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