フェス(Fes)はモロッコ第二の都市である。2010年の人口は約100万人。フェス・ブールマネ地域の首都である。西のメッカ」「アフリカのアテネ」とも呼ばれる。
フェズは旧首都。同国の4つの「帝都」のひとつ。他の都市はラバト、マラケシュ、メクネスである。
"ファス・エル・バリ "と呼ばれる街の一角は、ユネスコの世界遺産に登録されています。
フェスには、MAS Fezというサッカーチームがあります。彼らはモロッコのサッカーシステムの最高階層であるボトラでプレーしています。45,000人収容のスタジアム、Complexe Sportif de Fèsでホームマッチを行っている。
概要と位置
フェズはモロッコ北部、アトラス山脈の北西側に位置する歴史都市で、政治・宗教・学問の中心として長い歴史を持ちます。旧市街(メディナ)は狭い路地と伝統的な建物が密集しており、中世から続く職人の街として現在も機能しています。
歴史の簡潔な流れ
フェズは8世紀に創建され、以後イスラム文化圏で重要な都市として成長しました。イスラム神学や法学の教育機関が発達し、特に世界最古級の大学とされるアル=カラウィーン(Al Quaraouiyine)は信仰と学問の中心でした。数世紀にわたって王朝の都として栄え、モロッコの文化的基盤に大きな影響を与えました。
旧市街(ファス・エル・バリ)の見どころ
- アル=カラウィーン・モスクと大学:宗教教育の中心で、歴史的な図書館や学問の伝統が残ります。
- タナーリ(皮なめし場):フェズの伝統的な染色・皮なめしの工程を見学できます。カラフルな染料桶が並ぶ光景は有名です。
- ブー・イナニア神学校:精緻な石彫やタイル装飾が見られる建築遺産です。
- メディナのスーク(市場):職人の店や伝統工芸品、香辛料などが並び、散策自体が体験になります。
- 歴史的門や城壁:都市を取り囲む城壁や門は、かつての防衛と都市計画を物語っています。
ユネスコ世界遺産
本文中にもある通り、ファス・エル・バリはユネスコの世界遺産に登録されています。旧市街は保存状態の良い中世都市の一例であり、建築、都市設計、伝統的な生活様式が評価されています。
アクセスと移動
- フェズ国際空港から市内までは車やタクシーで約20〜30分(目的地による)。長距離列車でラバトやカサブランカ、マラケシュと結ばれています。
- 旧市街内部は自動車の進入が難しい狭い路地が多いため、徒歩での散策が基本。ガイドを雇うと歴史や見どころを効率よく回れます。
気候とベストシーズン
地中海性から大陸性の影響を受ける気候で、夏はかなり暑く冬は比較的涼しくなります。観光には春(3〜5月)と秋(9〜11月)が過ごしやすくおすすめです。
観光のポイントと注意点
- 旧市街は迷いやすいので、地図やガイド、または landmark(目印)を活用してください。
- 宗教的・伝統的な場所を訪れる際は服装に配慮を。写真撮影は人々の許可を得ることが望ましいです。
- 交渉(バーゲニング)が一般的な市場では値段交渉を楽しんでください。
経済・文化・スポーツ
伝統工芸、観光、教育が経済の重要な柱です。本文にあるように、フェズにはMAS Fezというサッカークラブがあり、地元のスポーツ文化も盛んです。また、音楽や宗教行事、伝統的な工芸のワークショップなど、文化的なイベントが年間を通じて行われます。
最後に
フェズは歴史と現代が混在する魅力的な都市で、旧市街の深い歴史や職人文化、学問の伝統を体感できる場所です。旅行前には見どころやアクセス情報を確認し、迷子対策や服装、撮影マナーなどの基本的な配慮をして訪れると良いでしょう。


