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イギリス国鉄119形ディーゼル動車(DMU)

西部地区およびミッドランドの列車に使用された第1世代イギリス国鉄DMU。近郊編成、ホークスワース製合造付随車の活用、パディントン—オックスフォード間での運用で知られる。

概要

イギリス国鉄119形は、地域旅客列車および近郊旅客列車に用いられた第1世代のディーゼル動車(DMU)の一形式である。イギリス国鉄が導入した初期のDMUのほかの形式と同様に、支線や通勤路線で蒸気機関車牽引列車を置き換えること、ならびに機関車牽引車両よりも迅速な加速と柔軟な列車編成を実現することを目的としていた。

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設計と特徴

119形は、床下搭載のディーゼルエンジンを備える自走車両、編成両端の運転台、機械式または液体式の変速装置といった、第1世代DMUに共通する特徴を有していた。需要に応じて、複数両から成る編成で運転されることが多かった。運用上の顕著な特徴として、旧式のホークスワース製合造客車を改造し、DMU編成内の付随車として組み込んだ点が挙げられる。これにより、新たな先頭車を製造せずに、より長い列車を組成できた。

運用の経緯と配置

当初は西部地区の列車、およびミッドランド地方のタイスリーなどの車両基地を拠点とする路線で運用された。のちに多くの119形は南ウェールズおよびウェスト・カントリーに集中配置された。導入後まもなく相当数がカーディフへ移管され、ロンドン・パディントン発の郊外外縁部列車で中間駅に停車する路線を担当した。この役割では、ロンドン・パディントンとオックスフォードなどの都市を結ぶ列車に使用され、輸送力増強のためホークスワース製合造付随車を挿入した7両編成で運転されることが多かった。

運転と改造

  • 柔軟な編成:輸送量に応じ、短編成から長編成まで連結して運転できた。
  • 付随車への改造:既存車両を実用的に再利用するため、一部の機関車牽引客車は連結運転に対応するよう改造された。
  • 代表的な任務:近郊各駅停車、支線の列車、ならびにピーク時の通勤列車である。

これらの車両は時代を経るなかで、定期的な延命更新を受け、旅客の期待や運用条件に合わせて座席や暖房に関する地域ごとの改造も施された。

遺産と特記事項

119形DMUは、第1世代DMUの時代におけるイギリス国鉄の実用的な方針を示す例である。すなわち、新造ディーゼル動車と改造客車を組み合わせ、輸送力需要に迅速かつ経済的に対応した。1980年代以降、新しい電車・気動車設計の導入と電化の進展により、第1世代の形式は徐々に廃車または置換された。しかし、柔軟な編成や自走車両という運用上の概念は、現代の地域鉄道においても重要な位置を占めている。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com イギリス国鉄119形ディーゼル動車(DMU)

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/14325

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