イギリス国鉄122形「バブルカー」— 1958年製の単行気動車
イギリス国鉄122形は、グロスターRC&Wが1958年に製造した単行の気動車。動力車20両と付随車10両が英国各地の支線で運用され、数両が保存鉄道に保存されている。
イギリス国鉄122形は、グロスター鉄道客車・貨車会社(Gloucester Railway Carriage & Wagon Company)が1958年に導入した、第一世代の気動車(DMU)の一群である。単行車らしい小型の外観から「バブルカー(Bubble Cars)」の愛称で呼ばれた。これらの車両は、長編成の列車を走らせることが不経済な、利用の少ない地方線や近郊路線向けに計画された。そのコンパクトな車体と簡潔な設計により、1950年代後半から20世紀後半にかけて、支線で親しまれる存在となった。
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2 画像特徴
122形は、単行の運転台付き動力車として製造され、動力を持たない付随車1両以上と併結して運転することも可能だった。主な特徴は以下のとおりである。
- 製造者:グロスターRC&W。1958年製造。
- 編成:運転台付き動力車1両。もともとは専用設計の付随車によって補完された。
- 伝達方式:短距離運転と頻繁な停車に適した、ディーゼル機関と機械式変速機を採用した。
- 主な用途:軽輸送の支線旅客列車に、単行または付随車との併結で使用された。
開発と番号
動力車は計20両が製造され、55000~55019の番号を付与された。これに付随車10両が加わり、当初は56290~56299、のちに54290~54299へ改番された。この設計は、第二次世界大戦後にイギリス国鉄が進めた、二次的な路線における蒸気牽引の置換と、需要の低い路線での運営費削減を目的とする近代化計画の一部であった。この近代化の取り組み全般については、イギリス国鉄の近代化を参照。
運用と遺産
122形は、その小型さと扱いやすい運転特性が時刻表に適していたため、短距離の地方・近郊列車に広く配備された。折返し運転や支線で用いられることが多く、晩年には小荷物輸送や事業用の任務に就く車両もあった。運行の近代化や整理に伴い大半は廃車となったが、一部は事業用として残され、さらに複数の車両が保存鉄道により保存された。保存車は、20世紀半ばの支線運行の姿を今に伝えている。
特筆事項と区別
122形は他の第一世代DMUと同じく扱われることが多い一方、単行車という構成と「バブルカー」という非公式の愛称によって区別される。より長い列車を正当化できない路線の旅客需要に対し、経済的な解決策を提供したことから、愛好家や鉄道史研究者の関心を集めている。技術概要および保存車両の詳細については、122形の技術データを参照。
総じて122形は、初期の英国製気動車に見られる実用本位の工学を体現している。控えめで実用的な車両であり、とりわけ低密度輸送に適していた。保存鉄道での存続は、20世紀半ばの支線鉄道旅行における運行の特色を、新たな世代へ伝えることに役立っている。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com イギリス国鉄122形「バブルカー」— 1958年製の単行気動車 Leandro Alegsa
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