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イギリス国鉄クラス22形(ノース・ブリティッシュ型2ディーゼル油圧式)

イギリス国鉄クラス22形(ノース・ブリティッシュ型2)の概要。設計、西部地域での運用、運用上の問題、撤退と遺産を解説する。

イギリス国鉄クラス22形は、もともとノース・ブリティッシュ型2ディーゼル油圧式と呼ばれた、小規模な中出力機関車群である。英国国鉄が複数の動力方式を試行していた時期に、イギリス国鉄西部地域向けとして製造された。近代化計画の下で構想されたこの形式は、コンパクトな車体と油圧式伝達装置を組み合わせ、旅客・貨物の両方に使える混合列車用や補助的任務で有利な出力重量比を目指していた。外観は小ぶりでやや箱形であり、より大型のワーシップ形ディーゼル油圧機関車に似ていたことから、通称「ベビー・ワーシップ」と呼ばれた。

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設計と技術的特徴

クラス22形は、軸重を抑えつつ柔軟性が求められる地方旅客列車や貨物運用を想定したタイプ2機関車であった。同時代のディーゼル電気式とは異なり、油圧式伝達装置を用いており、当時の西部地域では特定の出力帯で利点があると考えられていたため、この方式が好まれていた。外観上は他の同時代形式とも共通点があり、見た目が似ているクラス21ディーゼル電気式と混同されることもあった。伝達方式や装備の違いについてはクラス21形を参照。油圧方式の背景についてはディーゼル油圧式、さらに広い概説についてはディーゼル油圧式機関車を参照できる。

運用と使用歴

これらの機関車は、支線や地方路線、地域輸送に投入され、コンパクトな車体と油圧式伝達装置が適した混合列車運用を担った。運用経験は一様ではなく、油圧式伝達装置は一部の用途では優れた加速性能と良好な重量配分を示した一方で、英国国鉄全体の車両群の中では整備が複雑になりやすかった。鉄道全体が、保守の容易さと運用上の共通化を重視して、次第にディーゼル電気式への標準化を進めていたためである。

撤退と遺産

英国国鉄が車両の標準化を進め、保守費用や相互運用性への懸念が高まるにつれて、この形式の使用期間は多くのディーゼル電気式に比べて比較的短かった。大半の車両は撤去され、解体された。クラス22形は、20世紀中期の英国における動力政策を論じる研究で、地域ごとの異なる技術への試行錯誤を示す例としてしばしば取り上げられる。製造元であるノース・ブリティッシュ・ロコモティブ社についてはノース・ブリティッシュ・ロコモティブ社を参照。

歴史的関心

  • 非公式名の「ベビー・ワーシップ」は、機械的に同一であったことではなく、西部地域のより大型のディーゼル油圧式機関車との意匠上の関連を示している。
  • クラス21形や大型のワーシップ形との比較は、油圧式と電気式の伝達思想の違いによる利点と妥協点を示している。
  • 大規模な保存車は存在しないが、蒸気機関車からの移行期や近代化時代の地域的選択を研究する歴史家や模型製作者にとって、今なお関心の対象である。

したがってクラス22形は、英国戦後鉄道史の中のコンパクトな一章を成している。意図的な地域実験であり、その運用上の現実が、後の動力方式の標準化や車両計画に関する判断に影響を与えた。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com イギリス国鉄クラス22形(ノース・ブリティッシュ型2ディーゼル油圧式)

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/14375

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