バターナッツかぼちゃ(Cucurbita moschata)
甘くナッツのような風味をもつオレンジ色の果肉と黄褐色の皮を備えた冬かぼちゃ。つる性で、スープ、ロースト、焼き料理、ピューレなどに用いられ、一部の国ではバターナッツ・パンプキンやグラマとも呼ばれる。
概要
バターナッツかぼちゃは、Cucurbita moschata(ニホンカボチャ)の人気のある冬かぼちゃの栽培品種である。黄褐色で細長い果実をつけ、鮮やかなオレンジ色の果肉と、花落ち側に種子の入った空洞をもつ。果肉には自然な甘みとナッツのような風味があり、加熱すると滑らかな食感になるため、塩味の料理にも甘味の料理にも幅広く使われる。一般につる性で栽培され、秋から初冬に収穫される。
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5 画像名称と分類
英語圏の地域によっては、同じ野菜が別の名称で呼ばれる。オーストラリアの一部ではバターナッツ・パンプキンと呼ばれることが多く、ニュージーランドではグラマが親しまれた名称である。植物学的にはCucurbita moschata種に属し、ほかの冬かぼちゃや、ある種のパンプキンと近縁である。
特徴と栽培
バターナッツかぼちゃは、ベル形または首の長い細長い形、薄い果皮、密なオレンジ色の果肉を特徴とする。種子から育てられ、水はけのよい土壌と温暖で日当たりのよい環境を好む。家庭菜園の栽培者や農家の多くは、病害抵抗性、大きさ、貯蔵性を基準に品種を選ぶ。成熟すると果皮が硬くなり、涼しく乾燥した場所に置けば、果実は数週間から数か月保存できる。
用途と調理
料理での用途は広く、果肉はロースト、マッシュ、スープ用のピューレ、パスタの具、パイの焼き込み、ソースやベビーフードへの混合に利用できる。種子もローストすれば食べられる。代表的な調理法では、このかぼちゃ本来の甘さとクリーミーな食感が生かされる。ローストでは風味が凝縮されることが多く、ピューレにすると滑らかなスープやフィリングになる。
栄養と実用上の注意
オレンジ色の果肉をもつ多くのかぼちゃと同様に、バターナッツかぼちゃはベータカロテン(ビタミンAの前駆体)のよい供給源であり、食物繊維やその他の微量栄養素も含む。脂肪とカロリーは少ない。保存用には、傷がなく果皮が硬い果実を選び、涼しく乾燥した場所に置く。カットしたものは冷蔵し、数日以内に使う。
ほかのかぼちゃとの違いと主な特徴
- 夏かぼちゃとは異なり、バターナッツかぼちゃは成熟してから収穫され、冬の間もよく保存できる。
- 甘くナッツのような風味と滑らかな食感により、より硬く繊維質な冬かぼちゃと区別される。
- 種子は花落ち側に集まっており、洗ってローストすれば軽食になる。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com バターナッツかぼちゃ(Cucurbita moschata) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/15694
出典
- daf.qld.gov.au : "Commercial production of pumpkins and grammas" · web.archive.org