カランバ市は、ラグナ州にあるフィリピンの都市です。人口と産業の伸びが著しく、カラバルゾン(Region IV‑A)内で最も急速に成長している都市の一つとされ、地域の重要な拠点になっています。地域の中心地としては、しばしばルセナ市に次ぐ存在と見なされ、また一部ではコンポーネント・シティ(component city)として位置づけられています。カランバはマニラの南約54キロ(約34マイル)に位置し、交通の便も良く、商業・サービス業・工業の集積が見られます。

カランバは観光地としても知られており、いくつかの観光地や温泉リゾートを擁します。特に温泉は市内の名物で、多くがバランガイ・パンソルに集中しており、市内には約651軒のリゾートや温泉施設があるとされています(観光客向けの施設や日帰り温泉が多数あります)。また、カンルバンゴルフ&カントリークラブは国内の競技会の開催実績があり、レジャー面でも注目されます。

カランバはまた、カラバルゾン地域の産業の中心地でもあります。市内には多数の工業団地やビジネス団地があることからもわかります。これらの工業・商業施設は雇用を生み、周辺地域とともに経済成長を支えています。

2015年の国勢調査によれば、同市の人口は454,486人で、世帯数は58,466(世帯)でした。カランバ市はラグーナ州内で最も人口の多い市であり、サンペドロ市、サンタローザ市、ビニャン市、サンパブロ市が州内の人口上位の自治体・市として続きます。

カランバ市はホセ・リザルの生誕地としても広く知られています。リザルはフィリピンの国民的英雄であり、彼の生家を保存したリサール記念館(Rizal Shrine)は市内の主要な史跡・観光スポットの一つです。記念館や関連施設には歴史を学ぶため多くの来訪者が訪れます。