1月1日が木曜日の通年(非うるう年)カレンダーと特徴 ISO 8601の53週

1月1日(木)から始まる一般的な年(ドミニカ文字D)のカレンダーです。グレゴリオ暦では1970年、1981年、1987年、1998年、2009年、2015年、2026年、ユリウス暦では2010年と2021年などである(下表参照)。13日の金曜日」が2月、3月、11月の3回ある年は、この年だけである。

通年とは、365日の年、つまりうるう年でない年です。


このような年は、ISO 8601の週-日
形式で53週となります。

特徴と説明

  • 曜日の始まりと終わり:1月1日が木曜日なので、その年の12月31日も木曜日になります(365日は7で割ると余り1日であるため、年末は年始と同じ曜日になります)。
  • ドミニカ文字(Dominical letter)D:ドミニカ文字はその年の日曜日が当たる曜日を示す記号で、この場合は「D」が対応します。通年(非うるう年)で1月1日が木曜日の年に対応する表記です。
  • 13日の金曜日が3回ある唯一のパターン:この配置の年は、2月、3月、11月に「13日の金曜日」が発生する唯一の年型です。月ごとの曜日配置がこうした組み合わせを生みます。
  • ISO 8601で53週になる理由:ISO 8601の週番号では、1週は月曜日始まりで「第1週」は1月4日を含む週です。1月1日が木曜日の通年では、その年に木曜日が53回目の週を形成するため、そのISO年は53週になります。具体的には、その年のISO週53は月曜日起算で12月28日から翌年の1月3日までの週になります(例:2015年はISO週53が2015-12-28〜2016-01-03)。
  • 祝日や曜日の配置の傾向:いくつかの主要な日にちの曜日は次のようになります(年によって祝日の観察法は国ごとに異なりますが、曜日の傾向は同じです)。
    • 1月1日:木曜日
    • 12月25日(クリスマス):金曜日
    • 12月31日:木曜日
  • 出現頻度と繰り返し:グレゴリオ暦では、このパターンは数年ごとに現れます(上の例にある1970, 1981, 1987, 1998, 2009, 2015, 2026年など)。周期的にはうるう年の影響や世紀のうるう年規則のため完全に一定とは言えませんが、比較的頻繁に現れる型です。

補足(計算的な考え方)

  • 曜日のずれ:通年は365日で、365 ≡ 1 (mod 7) なので、翌年の同じ日付の曜日は1日進みます。したがって1月1日が木曜日の年の翌年の1月1日は金曜日になります。
  • ISO週の判定簡約:ISO週でその年が53週となる典型的な条件は「通年で1月1日が木曜日である」か「うるう年で1月1日が水曜日である」のどちらかです。本記事で扱うのは前者に該当するケースです。

実用メモ

  • 会計・週次報告・ISO週番号を使うスケジュールでは、53週ある年は週番号の切り替えに注意が必要です。週単位で集計する際、年をまたぐ集計や週の属する年の取り扱いを明確にしてください。
  • カレンダー作成や印刷、勤務表作成の際は、1月1日が木曜である年はISO週で週53が存在すること、また主要祝日の曜日が上記のように決まることを踏まえて配置を確認すると便利です。

質問と回答

Q:通年とは何ですか?


A:平年とは365日の年のことで、うるう年ではありません。

Q:このタイプの年では、13日の金曜日は何回あるのでしょうか?


A:この年は、2月、3月、11月の3回、13日の金曜日がある唯一の年です。

Q:マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーは、このタイプの年のいつに当たりますか?


A:マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーは、このタイプの年では1月19日にあたります。

Q: このタイプの年では、バレンタインデーはいつになりますか?


A: このタイプの年では、バレンタインデーは土曜日にあたります。

Q: このタイプの年では、大統領の日はいつになりますか?


A: 大統領の日は、このタイプの年の2月17日にあたります。

Q: このタイプの年では、メモリアルデーはいつになりますか?



A: このタイプの年では、メモリアルデーは最も早い日付の5月25日にあたります。

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