海綿体:構造・機能と臨床的意義
海綿体は、男女の生殖器にみられる対になった勃起組織です。本記事では、その解剖、生理、発生、そして代表的な臨床疾患を解説します。
海綿体は、陰茎と陰核にみられる対になった勃起組織である。主な役割は血液で充満して硬さを生み、性行為に必要な勃起硬度を与えることである。男性では尿道を囲み、亀頭の形成に寄与する尿道海綿体とは異なる。
解剖学と微細構造
各海綿体には、海綿状洞様腔と呼ばれる血液で満たされた空隙の網目があり、その間を平滑筋と線維性結合組織からなる小梁が支えている。白膜と呼ばれる緻密な線維性被膜が海綿体を包み、圧のかかった血液を閉じ込めるのに役立つ。洞様空間は内皮に覆われ、螺旋動脈と深部動脈から血流を受ける。
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3 画像生理
勃起は動脈流入の増加と静脈流出の制限(静脈閉塞機構)によって起こる。副交感神経が平滑筋の弛緩と血管拡張を引き起こし、海綿体への充満を可能にする。交感神経活動や平滑筋の収縮により、組織は弛緩状態に戻る。
発生と相同性
胚発生学的には、海綿体は性結節から生じ、雌雄で相同である。女性では対になった構造が陰核体を形成し、男性では陰茎の背側勃起体を形成する。
臨床上の考慮
- 勃起障害:十分な硬度を得る、または維持することができない状態。
- ペロニー病:白膜の線維性プラークにより彎曲が生じる。
- 持続勃起症:長時間続く、しばしば痛みを伴う勃起で、緊急の対応を要する。
- 外傷や感染は組織を損傷し、機能に影響することがある。
海綿体の理解は、正常な勃起機能と多くの一般的な障害の基盤がその解剖学と血管制御にあるため、性医学、泌尿器科、生殖の健康において重要である。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com 海綿体:構造・機能と臨床的意義 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/23205