アレクサンダーPS型(ステップエントランスの単車バスボディ)
アレクサンダーPSは、1980年代から1990年代にかけてウォルター・アレクサンダーが製造したステップエントランスの単車バスボディで、路線・近郊輸送向けの複数の商用シャシーに架装された。
アレクサンダーPSは、1980年代から1990年代にかけてウォルター・アレクサンダー・コーチビルダーズが製造した、ステップエントランス式の単車バスボディである。都市部の路線にも、より長距離の路線にも対応できる汎用性を意図して設計され、前扉または中央扉を備えた従来型の床配置と、乗客用の独立した座席区画を持っていた。PSは、当時まだ多くの事業者がステップエントランス車を指定していた時期における、アレクサンダーの単車設計群の一部を成していた。
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3 画像設計と構造
構造には当時の伝統的なコーチビルド手法が用いられ、鋼またはアルミニウムの骨組みとパネル張りの外板で構成された。外観は装飾的というより実用本位で、大きな前面ガラス、長方形の側窓、運転台上部の行先表示器が一般的だった。車内仕様は事業者ごとに異なり、座席配置、扉の構成、荷物棚や重量使用に備えた補強床などの追加仕様を選べた。
シャシーとの適合
PSは複数の広く使われたシャシーに架装され、事業者が路線種別や整備体制に合わせて駆動系や走行装置を選べるようになっていた。代表的なシャシーには次のものがあった。
- Dennis Lance
- Leyland Lynx
- メルセデス・ベンツ O405
- Scania N113
- Volvo B10M
- Iveco Turbocity
複数のシャシーに対応できることは重要な売りであり、事業者は好みの機械部品に標準化しつつ、車体外観は車両群全体で統一することができた。
歴史と運用
1980年代に導入されたアレクサンダーPSは、公営、民間、地域運行の各事業者で使用された。実用的なレイアウトにより、通勤路線、地方路線、短距離の都市間輸送に適していた。1990年代に業界の潮流が低床設計へ移るにつれて生産は減速し、低床化は乗降のしやすさを高め、やがて多くの市場で標準仕様となっていった。
遺産と特徴
現在では主流ではないものの、アレクサンダーPSは、古典的なステップエントランス車体から後の低床時代への移行期を示す存在である。複数のシャシーに対応できる適応性と、整備しやすい単純な構造は、当時のフリート管理者に評価された特長として挙げられる。現存車は保存団体や、20世紀後半のバス発展を記録する歴史的車両群にとって関心の対象となっている。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com アレクサンダーPS型(ステップエントランスの単車バスボディ) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/2383
出典
- books.google.com : Western SMT Buses
- sgbuses2.tripod.com : "Alexander PS bodied Leyland Lynx image"
- flickr.com : "SBS112L on 139 along Balestier Road. This is a Walter Alexander PS-bodied example of the Mercedes Benz O405 fleet"
- books.google.com : Ayrshire Buses
- barryanddistrictnews.co.uk : "New bus donated by Stagecoach in South Wales"
- flickr.com : "Iveco Turbo City demonstrator Alexander PS K891XGS on hire to Thames Transit in Oxford"