『オール・ザット(All That)』は、アメリカのライブアクションのスケッチコメディのテレビシリーズです。番組は1994年4月16日にニコロデオンで放送を開始し、全10シーズンを経て2005年10月22日に終了しました。主に若年層のキャストによる短いコメディスケッチ、定期コーナー、視聴者向けのインフォメーションや音楽ゲストなどで構成され、週1回のペースで放送されました。オール・ザットのテーマ曲は、アメリカのトリオTLCがレコーディングした曲が使用されていました。

制作と収録

番組は当初ユニバーサル・オーランド内にあった(現在は閉鎖された)ニコロデオン・スタジオで収録されていました。後に収録拠点をサンセットの劇場にあるニコロデオンのハリウッドスタジオへ移し、セットや演出を変更しながら長年にわたり制作されました。収録は通常観客を入れて行われ、カメラワークやセットチェンジを駆使したライブ感のある演出が特徴です。

番組の構成と特徴

各回は複数の短いスケッチで構成され、レギュラーメンバーが複数の役柄を演じるほか、毎回のゲストやミュージシャンが登場してコラボレーションを行うこともありました。番組は若手タレントの登竜門としても知られ、多くの出演者がその後テレビ・映画の世界で活躍する足掛かりとなりました。また、人気の高かったキャラクターやコーナーは繰り返し登場し、視聴者に強く印象づけられました。

スピンオフと影響

番組からは複数のスピンオフが生まれ、代表的なものにアマンダショー、ケナン&ケル、およびドレイク&ジョシュは、などがあります。これらの番組の多くもニコロデオンのサンセット・スタジオで撮影され、オリジナルの成功を受けて子ども向けコメディ番組の枠を広げました。番組は若手コメディアンの才能を発掘し、90年代から2000年代のキッズ・エンターテインメントに大きな影響を与えました。

放送と国際展開

第1話は1994年4月16日に放送され、1994年12月24日以降はレギュラーシリーズとして定着しました。番組はアメリカ国内だけでなく、イギリスオーストラリアインド日本マレーシアスペインカナダなど世界各国で放送され、国際的な人気を博しました。

放送枠の変動と終了

番組は長らくニコロデオンの夜間ブロックのひとつであるSNICKで放映されていましたが、2004年にネットワークの編成変更に伴い放送枠がTEENickへ移されました。一部のキャストは、短いコーナーやコマーシャルの合間にSNICKで司会を務めるなどの形で番組を盛り上げました。最終的に番組は2005年に終了しましたが、その後の世代にも影響を与え続けています。

補足として、オリジナルシリーズ終了後もフォーマットやブランドはニコロデオンにおいて何度か再検討され、後年に再起動版(リバイバル)が制作されるなど、番組のレガシーは続いています。