赤道:地球を南北半球に分ける北緯・南緯0度の緯線
赤道は両極の中間にある緯度0度の円で、地球を北半球と南半球に分ける。気候、日照時間、航行に強い影響を及ぼす地理学上の基本的な基準線である。
概要
赤道は、回転する天体をその両極の中間で取り巻く仮想の線である。球や惑星のようにおおむね球形の物体では、赤道は表面が自転軸に垂直となる位置を示す。地球では赤道は地理上の緯度の主要な基準であり、一般に緯度0度の緯線とされる。
画像ギャラリー
10 画像物理的特徴
幾何学的には、赤道は北極と南極のちょうど中間に位置する。赤道付近では、惑星表面はおおむね自転軸と平行であり、このことがその地点の回転速度と遠心力に影響する。地球は赤道付近がわずかに膨らんでいるため、赤道周長は子午線に沿った測定値よりわずかに大きい。
気候、日照時間、生態
赤道沿いの地域には、特徴的な気候と日照時間のパターンがみられる。太陽高度は年間を通じて高く、概して高温となる。また多くの場所では豊富な降雨があり、熱帯雨林を支えている。昼と夜の長さは一年を通してほぼ等しく、この特徴はラテン語に由来する「equator」という語にも表れている。赤道は地球を南半球と北半球に分け、両側の季節的な対照に影響を与える。
歴史と人間による利用
赤道は歴史的に、航海、地図作成、天文学において重要であった。船乗りや地図製作者は、緯度を定めて航路を計画するためにこの概念を用いた。現代の航法では手作業の観測に代わって衛星が利用されているが、赤道は多くの座標系や時刻の取り決めの基礎であり続けている。
主な事実と区別
- 赤道は概念上の線であり、人造の記念標識などによって示されている場合を除き、地表上で見ることはできない。
- 複数の国が赤道上またはその近くにあり、国境をまたぐ生態地域や、赤道環境に結び付いた独自の文化的つながりを生み出している。
- 赤道では回転速度が最大となるため、そこにある物体には極地と比べて小さな外向きの遠心効果が生じる。
このように赤道は、気候、生態系、航法、そしてとりわけ地球を人間がどのように表現するかに幅広い意味をもつ、基本的な地理的基準である。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com 赤道:地球を南北半球に分ける北緯・南緯0度の緯線 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/31816