リンク反応

リンク反応は、ピルビン酸脱炭酸とも呼ばれ、解糖系とクエン酸系(クレブスサイクル)の代謝経路をつなぐ重要な反応である。

真核生物ではミトコンドリアマトリックス内でのみ反応が起こるが、原核生物では細胞質内や細胞膜で同様の反応が起こっている。

要約すると

  1. ピルビン酸が脱炭酸される。CO2 が除去される。
  2. CoAに付加してアセチルCoAを形成する。

そして、アセチルCoAはクレブスサイクルで使用される準備が整う。

クレブスサイクルの実現にはアセチル-CoAが必要なので、リンク反応は重要である。

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