コサギ(Egretta garzetta)
ヨーロッパ、アフリカ、アジアなどの一部に分布する小型の白いサギ。黒いくちばしと黄色い足、優美な繁殖羽で知られ、湿地に生息して他種と混じる営巣コロニーをつくることが多い。
コサギ(Egretta garzetta)は、細身の白いサギで、バードウォッチャーや湿地生態学者に広く知られている。サギ科では比較的小型の種の一つであり、浅い水中を歩いて獲物を探す姿がよく見られる。種の一般的な情報については、コサギを参照。
識別と身体的特徴
全身の羽衣は白く、細い黒色のくちばしと、黄色い足先との対照が際立つ長い黒色の脚をもつ。繁殖期には、成鳥の後頭部と背に繊細な飾り羽が生じ、求愛の際に示される。幼鳥は成鳥に似るが、裸出部の色彩がやや鈍く見えることがある。
画像ギャラリー
10 画像分布域・生息地・分布状況
コサギは温帯から熱帯にかけて広く分布し、海岸の潟湖、沼沢地、河川の縁、冠水した農地などを利用する。適応力があり、単独で採食することも、餌が豊富な場所では大きな群れに集まることもある。近年数十年間には、一部の地域で分布域を拡大し、以前はまれだった場所でも繁殖するようになった。
行動と食性
主に魚類、両生類、甲殻類、小型無脊椎動物を食べる。ゆっくりと水中を歩く、くちばしで突く、走りながら足で水をかき回すなど、多様な採食法で獲物を追い出す。ほかの水鳥とともに採食することが多く、餌を求めて潮の満ち引きや季節的な洪水に従うこともある。
繁殖と保全
通常はコロニーで営巣し、ときにはほかのサギ類やトキ類と混群の営巣地を形成する。巣は水上の樹木または低木につくられ、一腹には数個の卵を産む。抱卵と雛の世話は両親が分担する。広い分布域の多くでは概して安定していると考えられ、適応力の恩恵を受けているが、地域的には生息地の喪失や攪乱が脅威となる。
文化と注目すべき事項
優雅な姿から、コサギは団体の象徴や美術作品に用いられてきた。例えば、ビーマン・バングラデシュ航空が用いるバラカ鳥モチーフは、本種に関連づけられている。鮮やかな白い姿と黄色い足先により、多くの国の湿地で見分けやすく親しみのある鳥である。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com コサギ(Egretta garzetta) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/58487