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ロード・ハウ島:南太平洋の孤島と世界遺産

ニューサウスウェールズ州が管轄するタスマン海の小さな火山島。固有の生態系、ユネスコ世界遺産登録、観光を制限して固有種を守る厳格な保全対策で知られる。

概要

ロード・ハウ島は、シドニーの北東約700km(435マイル)のタスマン海に位置する、小さく離れた島である。ニューサウスウェールズ州が管轄し、ロード・ハウ島群の主要な陸地を成す。島と周辺のサンゴ礁は、その卓越した自然的価値が認められ、同島群はユネスコ世界遺産に登録された。

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地理と環境

ロード・ハウ島は火山起源で、サンゴ礁と穏やかなラグーンに囲まれている。景観には、切り立った火山峰、低地、海岸、森林に覆われた斜面が含まれる。ボールズ・ピラミッドをはじめとする近隣の海食柱や小島も、島群の地質学的な多様性を形づくっている。島が隔絶されてきたことにより、特色ある生態系が発達した。

動植物と保全

この島には、ほかの場所では見られない多くの固有植物と固有鳥類が生息する。保全活動は、在来の生息地の保護と、絶滅の危機にある種の回復に重点を置く。よく知られた例がロード・ハウナナフシである。主島ではいったん絶滅したと考えられたが、後にボールズ・ピラミッドの離れた岩場で発見され、飼育下繁殖と再導入の取り組みの対象となっている。管理では、影響を最小限に抑えるため、外来種の防除と来訪者の慎重な規制が重視される。

歴史と人の存在

ヨーロッパ人による発見は、通常1788年とされる。HMSサプライの艦長ヘンリー・リドグバード・ボール中尉が、囚人をシドニーからノーフォーク島の入植地設立のために輸送中、この島を目撃した。島名はイギリスの提督にちなむ。集落は小規模にとどまり、地域社会は基礎的なサービスと、保全目標に適合する低密度の観光業を維持している。

アクセス、利用と主な特徴

  • 小型の定期航空便と時折運航される船でアクセスでき、島には滑走路がある。
  • 経済はエコツーリズム、宿泊・接客業、小規模な地元事業を中心とする。
  • 来訪者数は管理され、脆弱な地域を守るため、漁業、投錨、遊歩道の利用には厳格な規則が設けられている。
  • ロード・ハウ島群には複数の保護地域があり、海洋と陸上の生物多様性を総合的に保全している。

訪問者と研究者は、バードウォッチング、シュノーケリング、ガイド付きの徒歩観察、そして島嶼進化の稀有な事例の研究を目的に訪れる。継続的な保全活動は、人間による利用と、将来世代のためにこの島の卓越した自然遺産を守ることとの均衡を目指している。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com ロード・ハウ島:南太平洋の孤島と世界遺産

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/59211

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