メムノン(ギリシャ語:Μέμνων)は、アエチオピアの王で、トロイア戦争ではトロイアの同盟者であった。ティトヌスと暁の女神エオスの子で、半神である。戦士としては、アキレスとほぼ同等の実力と技量を持つとされた。トロイア戦争では、メムノン自身が激戦のさなかにアンティロクスを殺害し、後にアキレスによって殺された。このメムノンの死は、アキレスが殺したトロイの守護者ヘクトルの死と重なるように見える。