概要 — 閉経とは、月経が自然に、かつ永久に停止し、生殖可能な時期の終わりを示すものです。これは卵巣機能の低下と、エストロゲンおよびプロゲステロンの分泌減少によって起こります。閉経は、12か月連続で月経がないことをもって診断され、発症は40代半ばから50代半ばに最も多く、平均年齢は51歳前後です。より一般的な情報は、信頼できるガイダンスを参照してください。
生理学と段階
この移行には3つの段階があります。閉経前後の数年間にあたる周閉経期では、月経周期とホルモンが変動します。閉経は最後の月経が起こる時点を指し、閉経後はその後の年月を意味します。卵巣からのホルモン産生は低下し、排卵は不規則になり、妊孕性は終わります。卵巣の外科的摘出、化学療法、放射線治療の後に、急に閉経の状態になる人もいます。
よくある症状
- 血管運動症状:ほてり、寝汗
- 睡眠障害と疲労感
- いらだちや気分の落ち込みなどの気分変化
- 泌尿生殖器の変化:膣の乾燥、排尿症状、性行為時の不快感
- 皮膚、髪、体組成の変化
症状の強さや持続期間には大きな個人差があります。ほとんど生活に支障がない人もいれば、生活の質を保つために医療的支援が必要な人もいます。
健康への影響と対処
エストロゲンの低下は長期的な健康に影響し、骨密度は低下し、心血管系の危険因子が変化することがあります。対処は個別化され、運動、禁煙、睡眠衛生などの生活習慣の改善、特定の症状に対する非ホルモン療法、適応のある人へのホルモン補充療法(HRT)などが含まれます。治療の判断では、期待できる利益とリスクを比較し、医療者と相談して決めます。詳しい背景は治療のガイダンスを参照してください。
重要な区別と受診の目安 — 自然な閉経は、早発卵巣不全(40歳未満での閉経)や医療的に誘発された閉経とは異なります。閉経後に突然出血がある場合、日常生活に支障をきたす症状がある場合、または骨や心臓の健康に不安がある場合は、評価と個別のケアのために医療専門職へ相談してください。