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ミコヤンMiG-27:ソ連の可変翼地上攻撃機

MiG-23を基にソ連で開発された単座可変翼地上攻撃機。1970年代半ばに導入され、低高度での攻撃任務に用いられ、2010年代後半まで複数の空軍で運用された。

概要

ミコヤンMiG-27は、MiG-23系列を基に、専用の地上攻撃機としてソビエト連邦で開発された単座・可変翼の戦闘機である。近接航空支援および阻止攻撃を行うために構想され、低高度攻撃に適した照準装置、装甲、兵装搭載方式を強化する一方、空対空能力の一部を犠牲にした。1970年代半ばに運用を開始し、ソ連ならびに輸出先の複数の空軍で数十年にわたって使用された。

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設計と特徴

MiG-27はMiG-23の可変後退翼配置と基本的な胴体を継承したが、攻撃任務向けに機首、アビオニクス一式、兵装区画を大幅に再設計した。機首には、制空戦闘機に搭載される大型の長距離レーダーに代えて、目標捕捉用の電子光学装置とレーザー測距装置を収容した。機体は低高度飛行時の高い荷重に耐えられるよう強化され、爆弾、ロケット弾、誘導兵器、増槽を搭載する複数の外部ハードポイントを備えた。固定装備の自動機関砲も搭載され、対地掃射や地上攻撃に使用できた。

開発と派生型

MiG-27の生産では、アビオニクス、航法装置、照準システム、および輸出顧客ごとの構造的仕様を段階的に改良した複数の型が生み出された。一部の派生型では前方監視センサーと光学照準能力の向上が重視され、輸出型には輸出規制上の理由から性能を抑えたシステムが採用される場合もあった。本機は、西側の資料ではミコヤン設計の同系統の機体群に用いられるNATO報告名「フロッガー(Flogger)」で呼ばれることが多い。ミコヤン設計局は、その実用寿命を延ばすため、運用期間を通じて改修案を提示し続けた。

運用史

MiG-27は戦場攻撃機としてソ連軍で広く運用され、ソ連・アフガニスタン戦争では特に注目すべき運用実績を残した。低高度からの兵器投下能力と大きな兵装搭載量は、阻止攻撃と近接支援に適していた。輸出先にはワルシャワ条約機構加盟国および非同盟諸国が複数含まれた。最後まで大規模に運用した空軍の一つであるインド空軍は、数十年にわたりMiG-27を使用したのち、2019年に第一線任務から退役させた。運用期間を通じて、本機はさまざまな地域紛争で攻撃出撃を行ったが、その主たる役割は空対空戦闘ではなく地上目標の制圧であった。

運用者と遺産

  • 主要運用者:ソ連空軍。ソ連崩壊後の初期には、後継組織の航空部隊も運用した。
  • 輸出顧客:複数の国が攻撃任務用に各派生型を取得した。時代の経過とともに、運用国の大半はより新しい多用途機へと更新し、本機を退役させた。
  • 遺産:MiG-27は、生存性、兵装搭載量、戦場攻撃用センサーを優先する、ソ連の専用攻撃機に対する考え方を示した。いくつかの空軍は、近代的な精密誘導兵器を運用できる多用途戦闘機や専用攻撃機でこれを更新した。

特筆すべき事実と相違点

MiG-27は、主として前部胴体と任務装備によってMiG-23と区別される。MiG-23がより強い空対空任務の重視を前提に設計されたのに対し、MiG-27はレーダー能力と要撃能力の一部を抑え、低高度作戦のための光学照準装置、強化構造、より大きな兵装搭載量を取り入れた。技術的・歴史的な追加資料については、ミコヤン設計局の資料および同時代の航空宇宙分析を参照。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com ミコヤンMiG-27:ソ連の可変翼地上攻撃機

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/64900

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