マザー3は、ブラウニーブラウンとHAL研究所によって作られたゲームボーイアドバンス用のビデオゲームです。2006年4月20日に発売され、日本国外ではEarthBoundと呼ばれるMotherビデオゲームシリーズの3作目である。
2003年6月に日本で放映された「Mother 1 + 2」のCMに登場するまで、このゲームは秘密にされていた。一度登場すると、ファミ通の「最も欲しいゲーム」ランキングの上位に食い込むことになった。
開発と経緯
本作はシリーズの生みの親である糸井重里が原案・脚本を務め、ブラウニーブラウン(現・1-UPスタジオ)とHAL研究所が共同で開発を進め、任天堂が発売しました。開発は当初ニンテンドウ64向けに始まり(通称「EarthBound 64」)、その後ハードや企画の変更を経て、最終的にゲームボーイアドバンス向けとして完成しました。開発期間中は長期間の中断や仕様変更があり、正式発表まで秘匿されていたことでも知られます。
ゲーム概要と特徴
マザー3は、シリーズ特有の現代風の世界観、ユーモアとシリアスが混在するストーリーテリング、個性的なキャラクターたちが特徴のターン制RPGです。物語はチャプター制で進行し、場面によって操作キャラクターが切り替わる構成を採用しています。戦闘は基本的なターン制ながら、攻撃時のボタン入力のタイミングで威力が上がる「リズム」的要素など、プレイヤーの操作でダメージや効果が変化する演出があり、戦略性と遊びやすさを両立しています。
物語とテーマ
家族や成長、喪失、技術と自然の対立といった重厚なテーマを扱いながらも、独特のブラックユーモアや温かみのある描写が混在している点が評価されています。シリーズ前作の雰囲気を受け継ぎつつ、本作はよりドラマチックで感情深い物語構成になっているため、多くのプレイヤーの心に残るエピソードが多数あります。
評価・販売・海外事情
日本国内では発売後に高い評価を受け、根強いファン層を獲得しました。ただし本作は公式には日本国内のみの発売に留まり、任天堂による正式な海外(英語版など)発売は行われていません。そのため海外のファンの間では英語ファン翻訳や情報交換が盛んに行われ、本作のストーリーやキャラクターは国境を越えて知られるようになりました。
プレイする方法としては、当時のパッケージ版や中古市場、あるいは正規の移植・配信が行われていないためファン翻訳パッチによるプレイ報告が多く見られます。購入やプレイにあたっては各国の法規やサービス提供状況を確認してください。
関連情報
- プラットフォーム:ゲームボーイアドバンス(日本国内向け)
- 発売日:2006年4月20日(日本)
- 開発:ブラウニーブラウン、HAL研究所
- シリーズ:Mother(通称「EarthBound」シリーズ)
本記事はゲームの基本情報と概要をまとめたもので、詳細なストーリーのネタバレや攻略情報は別項で扱うことをおすすめします。