ニューヨーク歴史協会(1804年創立)—マンハッタンの歴史博物館・図書館の概要
マンハッタンの歴史を伝えるニューヨーク歴史協会(1804年創立)。セントラルパーク西の博物館・図書館で貴重資料と展示、公開プログラムを紹介。
ニューヨーク歴史協会は、ニューヨーク市にあるアメリカの歴史博物館・図書館で、1804年にニューヨークで最初の博物館として設立されました。所在地はマンハッタンのアッパーウエストサイドの77丁目とセントラルパークウエストの角にあり、ニューヨークとアメリカの歴史を中心に、展示、公開プログラム、研究活動を行っています。特にマンハッタンの都市史や地域文化に重点を置いた所蔵と発信で知られています。
沿革と建物
協会は1804年に設立され、ニューヨーク市内で最も古い歴史系機関の一つとして長い歴史を持ちます。1908年から現在の場所に建物を構え、以降、保存・展示スペースや資料収蔵の拡充を続けてきました。近年は展示ギャラリーや来館者施設の改修・拡張が行われ、教育プログラムや研究支援に適した環境が整えられています。
コレクション(概要)
- 美術品(絵画、肖像画、彫刻)
- 家具や日用品などの史物資料
- 史料(公文書、手稿、個人史料)
- 活版印刷物、地図、版画、写真コレクション
- 地域史や移民史、都市計画に関する一次資料
これらのコレクションは、ニューヨーク市と周辺地域の社会・文化史を理解するための重要な一次資料を多数含んでいます。
図書館・研究機能
協会には専門的な研究図書館が併設されており、歴史研究者や学生、一般来館者が利用できます。図書館は一次資料の保存と提供を行い、目録検索や閲覧、写しの取得などのサービスを通じて研究を支援しています。都市史、経済史、移民史、政治史など幅広い分野の資料がそろっています。
展示・教育・公開プログラム
常設展示のほか、テーマ別の特別展が定期的に開催され、ニューヨークの過去と現在を結びつける展示が行われます。講演会、シンポジウム、ワークショップ、子ども向けプログラム、学校向けの出張授業や教材提供など教育活動も活発です。これらのプログラムは来館者の参加型学習や地域コミュニティとの連携を重視しています。
運営と所在地情報
1908年以来、現在の場所にあります。運営は財団・協会形式で行われ、会員制度や寄付によって支えられています。ルイーズ・ミラーは、2004年から歴史協会の会長兼最高経営責任者(President & CEO)を務め、博物館・図書館の専門性と公共性の両立を進めてきました。
来館や研究利用を希望する場合は、公式サイトや窓口で最新の開館情報、入場料、利用手続き、展示スケジュールなどを確認することをおすすめします。

エントランス

ラパルジェの子供たち』 ジョン・デュラン 1768年ニューヨーク歴史協会蔵
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