パトリック・スターは、ニコロデオンのテレビアニメシリーズ「スポンジ・ボブ」に登場する架空の人物である。英語版の声はビル・フェイガーバッケが担当している。パトリックは1999年5月1日に放映されたシリーズのパイロット版エピソード「ヘルプ・ウォンテッド」で初登場し、アニメーターのスティーブン・ヒレンバーグによって生み出されたキャラクターである。
外見と設定
パトリックはピンク色のヒトデ(スターフィッシュ)で、体は丸みを帯びた星形をしている。緑地に紫色の花模様が入った短パンを履いているのがトレードマークで、海底都市ビキニ・ボトムでは大きな岩の下に住んでいる(しばしば「岩の下の家」として描かれる)。
性格と特徴
- 無邪気でおっとりした性格が基本。ゆっくりした行動や考え方、しばしば常識に欠ける発言がギャグの源になる。
- 本人に悪意はなく、親友のスポンジボブスクエアパンツに対して深い友情と忠誠心を持っていることが多い。
- 単純で鈍感だが時折、とんでもない幸運や奇抜な発想で解決法を示すなど、コメディ的な万能感を見せることもある。
- 役割は主にギャグ担当のサイドキック(相棒)として、物語のコミカルな展開を牽引する。
声優について
オリジナル(英語版)ではビル・フェイガーバッケが長年パトリックの声を担当している。他言語版や吹き替え版では国や放送時期により別の声優が演じており、日本国内でも放送版やソフト化で担当が異なる場合がある。
主なエピソードや見どころ
パトリックは第1話の「ヘルプ・ウォンテッド」で初登場して以来、スポンジボブと一緒に物語の中心的なコメディを担ってきた。単独回やスポンジボブとの掛け合い回では、彼の天然ボケや行動が物語の起点になることが多い。時には「賢くなる」「仕事を頑張る」など普段と違う一面を見せるエピソードもあり、そのギャップが人気の一因となっている。
影響と派生作品
パトリックはシリーズを代表する人気キャラクターの一人で、グッズ展開やインターネットのミーム化(例:「No, this is Patrick!」などの名場面の引用)など、ポップカルチャーにも大きな影響を与えている。また、キャラクターを主役に据えたスピンオフや特別編など、様々なメディアで扱われることがある。
まとめ
パトリック・スターは、無邪気でユーモラスな性格と分かりやすい外見で幅広い世代から愛されるキャラクターだ。スポンジボブとともにシリーズのユーモアと温かさを支える存在であり、アニメーションの中でも象徴的な「親友役」として長く親しまれている。