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ポートランド石灰岩(ポートランド・ストーン)

イングランドのポートランド島周辺で後期ジュラ紀に堆積した、淡色のウーライト質石灰岩。耐久性のある建築用・規格石材として広く用いられ、チャートの帯状層と化石で知られる。

概要

ポートランド石灰岩は、建築業界では一般にポートランド・ストーンと呼ばれる、淡色で細粒のウーライト質石灰岩である。後期ジュラ紀の最末期に浅海環境で形成された。最初にポートランド島から記載され、同島はドーセットに位置するが、同等の堆積層は島外のイングランド南部近隣地域にも、さらにイギリス海峡を越えたフランスにも広がっている。この名称は、層序学においておおむねこの時代の岩石を指す「ポートランディアン」という用語の由来にもなっている。

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特徴と地層

ポートランド石灰岩は通常、白色からクリーム色、または淡灰色を呈し、石灰質の基質に結び付けられた丸い炭酸塩粒子(ウーリス)からなる。石灰岩層には、より硬いチャートの団塊や層がしばしば挟在し、自然露頭では特徴的な縞状の外観を生む。こうした層理のパターンと全体の層序は、地域的な層序記載で説明されている(層序学)。岩石には二枚貝などの海生化石やその他の殻の遺骸が含まれることが多く、浅い海に起源をもつことを示している。

地質学的起源と形成

この石灰岩は、ジュラ紀末に向けて、浅い大陸棚に炭酸塩砂と軟体動物の殻が堆積して形成された。海水面と堆積物供給の周期的な変化により、反復する地層と、ときおり見られる珪質層が生じた。数百万年を経て、これらの堆積物は圧密・膠結され、石工や建築家に評価される比較的均質な石材ブロックとなった。

用途と著名な例

強度、加工のしやすさ、そして魅力的な淡色を備えるため、ポートランド石灰岩は規格石材として広範に採石されてきた。英国各地および国外の記念碑的建築物や公共建築に使用されており、著名な例にはセント・ポール大聖堂やロンドン中心部の建物の外装がある。そこでは、この石材の風化特性と仕上がりが高く評価されている。修復工事、彫刻装飾、舗装、彫刻作品にも用いられる。採石と仕上げの技法は、伝統的な採掘・切断技術を中心とする、地域に根付いた産業の一部である。

性質、保存と用語の区別

  • 耐久性:圧壊に強く、外壁や記念碑に用いる場合に十分な耐候性をもつ。
  • 外観:均質な淡色で、経年によりより暖かみのある色調へ変化することがある。
  • 加工性:細粒であるため、精密な彫刻や整形仕上げに適する。

地質学および商業上の文脈では、「ポートランド石灰岩」と「ポートランド・ストーン」はしばしば同義で用いられる。ただし地質学者は、より限定して累層または層序単元を指すことがある。技術的な情報や保存に関する指針については、一般的な石灰岩の性質と後期ジュラ紀の時代区分(後期ジュラ紀)に関する資料を参照できる。層序の詳細や地域の採石場情報については、地域概要(層序調査)、チャートを含む石灰岩に関する保存上の注記(チャート)、ならびに地域の採石史(ドーセット、ポートランド島、フランス)を参照されたい。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com ポートランド石灰岩(ポートランド・ストーン)

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/78279

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