リフレッシュレートとは、画面が1秒間に何回新しい画像を描き直すかを示す値です。単位はヘルツ(Hz)で、たとえば60 Hzのディスプレイは1秒間に60回、120 Hzのディスプレイは1秒間に120回更新されます。リフレッシュレートはテレビ、コンピュータモニター、その他の画面といった表示装置そのものの特性であり、映像の送り手が生成するフレームレートとは異なります。たとえば、メディアプレーヤー、ゲーム機、またはコンピュータグラフィックスカードはフレーム(frames per second, fps)を送りますが、ディスプレイは固定または可変の独自の速度で更新されます。テレビについての一般的な説明はテレビ表示、デスクトップモニターについてはコンピュータモニターを参照してください。

リフレッシュレートとフレームレート、動きの関係

デバイスが生成するフレームの速さは、ディスプレイの更新速度より速いことも遅いこともあります。フレームレートとリフレッシュレートが等しいと、各更新で新しいフレームを表示できるため、動きは滑らかに見えます。フレームレートがリフレッシュレートより低い場合、いくつかの更新で同じフレームが繰り返され、動きがカクついて見えることがあります。フレームレートがリフレッシュレートより高い場合、ディスプレイはすべてのフレームを表示できないため、同期手段が使われないとティアリングが起こることがあります。一般的な同期方法にはv-syncやadaptive sync系の仕組みがあり、これらは表示の更新をソース側のフレーム送出に合わせたり、変化させたりしようとします。こうした技術は、リフレッシュと同期の基礎として技術資料で広く取り上げられています。

特性と関連する表示用語

  • リフレッシュレート(Hz): ディスプレイが1秒間に画像を更新する回数。
  • フレームレート(fps): ソースが1秒間に提供する画像フレーム数。
  • 応答時間: 個々のピクセルが状態を変える速さ。知覚されるぼけに影響する別要因。
  • モーション補間: 一部のテレビは見かけ上のフレームレートを上げるために人工的なフレームを挿入するが、これはネイティブのリフレッシュ能力とは異なる。

LCD、OLED、旧式のCRTなど、表示技術によってリフレッシュと残像の扱い方は異なります。初期のCRTディスプレイでは、低いリフレッシュレートによるちらつきを避けるために高い更新速度が必要でした。現代のフラットパネルは通常、更新の合間も連続した画像を表示しますが、リフレッシュレートやピクセル応答が不十分だと、動きのぼけが生じることがあります。開発者や利用者は、用途に応じてディスプレイを選ぶことが一般的です。たとえば、事務作業、映画鑑賞、競技的なゲームなどです。ゲームや高速な動きのある映像では、120 Hz、144 Hz、240 Hz以上の高リフレッシュレートが、知覚されるモーションブラーの低減や応答性の向上につながるため、人気があります。メーカーやレビューでは、こうしたトレードオフがしばしば比較されます。一般的な指針としてはディスプレイの選び方を参照してください。

歴史と実用上の重要性

歴史的には、リフレッシュレートはCRTモニターで重要な仕様となりました。低いリフレッシュレートではちらつきが生じ、目の疲れの原因になったためです。LCDや自発光パネルへの移行後、ちらつきの問題は以前ほど目立たなくなりましたが、動きの描写は依然としてリフレッシュと応答特性に左右されます。業務用・一般消費者向けの市場のどちらでも、高リフレッシュレート化が進んだ背景にはビデオゲームやeスポーツがあり、より滑らかな動きと低い入力遅延が、体感できる利点をもたらします。同時に、映像ソースやグラフィックス機器もより高いフレームレートを出力できるようになり、ディスプレイ側にも高速な更新能力が求められるようになりました。

リフレッシュレートの選び方と比較

ディスプレイを評価するときは、リフレッシュレートだけでなく、解像度、パネル方式、ピクセル応答時間、そしてアダプティブ同期に対応しているかも考慮します。多くの映画やテレビ番組は24 fpsまたは30 fpsで制作されているため、60 Hzのディスプレイであれば、過度なカクつきなくネイティブのフレームを再生できます。対話的なグラフィックスや競技的なゲームでは、より高いリフレッシュレートにより、描画されたフレームが表示されるまでの時間が短くなり、滑らかさと入力への反応のしやすさが向上します。より詳しい比較や典型的な利用場面については、メーカーのガイドや技術レビューなどの比較資料を参照してください。