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ラプソディ(Appleのオペレーティングシステム)

ラプソディは、AppleがNeXT買収後に開発した移行期のOS。NeXTSTEP/OpenStepを基盤とし、後のCocoaとなるYellow BoxとBlue Box互換環境を導入し、最終的にMac OS Xへ発展した。

概要

ラプソディ(Rhapsody)は、AppleがNeXTを買収した後、同社の技術を基に構築した次世代オペレーティングシステム・プラットフォームに用いた名称である。NeXTのオブジェクト指向のOpenStep基盤とMach/BSDカーネルを組み合わせ、従来のMac用アプリケーションの移行を容易にするための互換レイヤーを備えていた。Appleは初期の開発者向けビルドを公開し、サードパーティーの開発者が新しいアーキテクチャ向けにアプリケーションを移植または再構築できるようにした。入門的な説明はラプソディの概要を参照。

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アーキテクチャと構成要素

ラプソディは、モダンなAPIと互換性の両立を目指す、階層的なアプリケーション対応方式を導入した。

  • Yellow Box:NeXTのOpenStepに由来するオブジェクト指向アプリケーションフレームワーク群。後にCocoaとなり、Objective-CとモダンなAPIを重視した。
  • Blue Box:既存ソフトウェアを継続利用できるよう、変更を加えていないクラシックMac OSアプリケーションを制約されたランタイム内で実行する互換環境。
  • コアシステム:BSDに似たサービスとNeXTSTEPのシステムライブラリを備える、マイクロカーネル型Mach基盤。プリエンプティブ・マルチタスクとネットワーク機能を提供した。

歴史と開発

このプラットフォームは、1990年代半ばにAppleがNeXTを買収した後に登場した。この買収により、スティーブ・ジョブズはAppleの経営陣に復帰し、NeXTのソフトウェア開発チームと技術がAppleにもたらされた。Appleは開発者向けリリースを配布し、ソフトウェアベンダーが新APIを評価して移行計画を立てられるようにした。この取り組みは後にMac OS Xとなるものへ直接つながった。当時の資料と開発者向けの詳細は開発者向けリソースを参照。

評価と遺産

主要なサードパーティー開発者の反応は一様ではなかった。モダンで安定した基盤とObjective-Cフレームワークを歓迎する者がいる一方、移行コストと新しいプログラミングモデルが大きいため、ためらう者もいた。主要ベンダーの消極姿勢は、移行を円滑にするため、AppleがCarbonや後のツールなどの互換性・移行ソリューションを追加する要因となった。ラプソディの要素、特にYellow Boxフレームワークは存続してCocoaへ発展し、Mac OS Xおよび後のmacOSにおける主要なアプリケーション環境となった。歴史的な解説はラプソディの歴史で詳しく読める。

重要性と特徴的な事実

ラプソディという名称は最終的に廃止されたが、このプロジェクトはAppleをクラシックMac OSのアーキテクチャから、オブジェクト指向フレームワークを備えたモダンなUnix系コアへ移行させるうえで重要な役割を果たした。互換レイヤーと新しいAPI戦略の組み合わせは、Mac OS X製品ラインの基盤を築き、Appleによる開発者移行の進め方にも影響を与えた。技術的な比較と後続資料は技術的な後続情報を参照。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com ラプソディ(Appleのオペレーティングシステム)

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/82464

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