SR 4Lav形 — サザン鉄道の4両編成「Lav」電車
4Lavは、ロンドン-ブライトン間の準急行列車などに用いられた、トイレ付き4両編成電車に対するサザン鉄道の形式呼称である。TOPS形式の付与まで残存した車両はない。
概要
4Lavは、サザン鉄道が、主にロンドン-ブライトン回廊の準急行旅客列車に使用するために製造した、4両編成の電車群に用いた形式呼称である。「Lav」という略称は、編成内にトイレ設備を備えることを示す。これは、短距離の近郊用車両と比べ、より長い近郊・地域路線での旅客の快適性を高めるための装備であった。
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1 画像設計と編成
4Lav編成は、座席定員と車内設備の均衡を図った4両ユニットであった。主な特徴として、次の点が挙げられる。
- 1編成4両で、動力車と付随車を組み合わせ、牽引力と旅客収容設備を確保したこと。
- 準急行ダイヤに適したトイレ設備を設けたこと。この設備が「Lav」の接尾語の由来である。
- サザン地区の第三軌条直流電化方式に対応していたこと。
- 純粋なロングシート配置ではなく、しばしばコンパートメント式または通路付きの配置を採用するなど、都心近郊用車両より長距離の乗車を想定した室内構成であったこと。
こうした設計上の選択は、このユニットが大量輸送を主眼とする近郊通勤用ではなく、準急行列車用であったことを反映している。
運用の歴史
国有化以前のサザン鉄道によって導入された4Lavは、中程度の輸送力と車内トイレの組合せが重視される準急行列車を中心に運用された。また、純粋な近郊用、通路付き急行用、ビュフェ設備付き編成など、異なる運行形態に合わせて設計された他のサザン鉄道電車形式と並行して使用された。国有化の時期には、これらのユニットはイギリス国鉄の所有へ移ったが、20世紀後半のコンピュータ化された形式分類制度が適用される前に運用を終了した。
廃車と遺産
4Lavは、BRの形式分類制度であるTOPSが完全に実施される前に営業運転から退いたため、TOPSの形式番号を割り当てられた車両はなかった。比較的早期に廃車となったことから、保存に至った例も多数は存在しない。それでも、準急行運用向けにトイレを備えた4両編成という4Lavの構想は、路線ごとの要求に応じて電車の設計を最適化したサザン鉄道の姿勢を示しており、後の急行・地域輸送用電車の標準化にも影響を与えた。
主な区別
4Lav形は、多様なサザン鉄道車両群の文脈で捉えるべきである。Lav、Cor(通路付き)、SUB(近郊用)といった接尾語は、車内配置と用途の違いを表していた。個々の車両の詳細や正確な製造年については専門書や保存資料で扱われるが、4Lavという呼称の基本的な意義は明瞭である。すなわち、サザン鉄道網の電化された準急行列車用に造られた、トイレ設備付き4両編成車両を指す機能的な名称であった。
関連資料
技術図面、編成表、または各ユニットの履歴を調べるには、サザン鉄道の電車に関する鉄道アーカイブや専門書が有用である。サザン地区の車両、およびイギリス国鉄への所有移管を扱うオンライン・印刷資料には、こうした中間的な準急行用電車と、20世紀半ばの通勤・地域輸送における役割を取り上げた項目が含まれることが多い。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com SR 4Lav形 — サザン鉄道の4両編成「Lav」電車 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/92960