STS-122は、スペースシャトル121便の名称であり、7名を乗せ、国際宇宙ステーションを訪問した。このフライトでは、コロンバスと呼ばれるモジュールを宇宙ステーションに運搬した。スペースシャトル「アトランティス号」が同モジュールを搭載した。フライトは2008年2月7日19時45分(UTC)にフロリダ州のケネディ宇宙センターから開始されました。フライトは2月20日14時7分(UTC)に終了し、スペースシャトルはケネディ宇宙センターに帰還した。

ミッションの目的と概要

STS-122の主目的は、欧州宇宙機関(ESA)による多目的実験室モジュール「コロンバス」を国際宇宙ステーション(ISS)に運搬・据え付けすることでした。コロンバスは微小重力環境での科学実験を行うための恒久的な研究施設であり、欧州側にとってISS上での主要な研究基盤となります。

主要な実施事項

  • 搭載した主ペイロード:コロンバス実験モジュール(欧州製)。
  • 乗組員数:7名。
  • ミッション期間:2008年2月7日19時45分(UTC)発、2月20日14時07分(UTC)着。合計でおよそ12日と18時間22分のフライトとなりました。
  • 船外活動:複数回の船外活動(EVA)を行い、コロンバスの据え付け、電力・データ接続、外部機器の取り付けや点検を実施しました。
  • 据え付け手順:ペイロードベイからモジュールをロボットアームで取り出し、ISSの結合ポイントへ移送して最終的に結合・固定しました。

成果と意義

コロンバスの打ち上げ・設置は、欧州にとってISSへの本格的な参加を象徴する出来事でした。モジュールの設置により、生物学・物理学・材料科学など多分野の長期実験が可能となり、国際共同研究が拡大しました。さらに、モジュールの導入を通じて運用手順やロボットアームを用いた大型機器の取り扱いに関する知見も蓄積されました。

補足情報

STS-122は、シャトルによるISS補給・建設ミッションの一環として計画・遂行されました。コロンバスはISSの長期滞在クルーによって運用され、地上の研究者に対して新たな実験プラットフォームを提供しました。